【二之江中学校】中1国語の定期テスト対策【2026年度版】|一之江・船堀の塾が傾向と勉強法を解説

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「国語は勉強のしようがない」は、二之江中の中1には当てはまりません

「国語は本を読むしかないから、テスト前に何をさせればいいか分からない」。中1の保護者の方から、いちばん多く聞く声です。ところが二之江中学校(二之江中)の中1国語のテストを実際に並べてみると、点数を分けているのは読書量やセンスではありません。「文がいくつあるかを正確に数えられるか」「指定された言葉を入れて、決められた字数で書けるか」という、練習すれば確実に上達する部分です。

裏を返せば、どこで点が決まるのかを知らないまま教科書を読み返しても、得点には結びつきにくいということです。この記事では、二之江中の中1国語が回ごとに何を問うのかと、その解き方をまとめました。

当塾は一之江・船堀エリアの教室で、二之江中の生徒を指導しています。
学校ごとのテスト傾向に合わせた指導について、くわしくは一之江・船堀で定期テスト対策に強い塾のページをご覧いただけます。

二之江中 中1国語の通年の傾向

当塾では二之江中学校の定期テストを継続的に収集し、出題の傾向を分析しています。本記事はその分析にもとづくものです。

二之江中の中1国語は、学校自身が「第一回〜第四回定期考査」と呼ぶ年4回のテストで、試験時間は50分です。どの回にも共通する骨組みは次のとおりです。

  1. 大問一は必ず漢字の読み書き。
    10〜20問あり、ここだけで配点の1〜2割を占めます。1学期と2学期末には、部首や漢字の組み立て、音読み・訓読みの大問が加わることもあります。
  2. 文法は「段落・文・文節・単語の数を数える」形式が繰り返し出ます。
    1学期の最初に習う単元ですが、2学期のテストにもそのままの形で出題されています。
  3. 詩は1編ずつではなく、2〜3編を並べて比べさせる形が多い。
    表現技法の名前、詩の形式、連の数が定番です。
  4. 記述は字数と条件がつくのが基本。
    「〇〇という言葉を使って」「句読点も字数に含む」「30字以上40字以内」といった指定が、ほぼすべての記述問題につきます。配点の高い設問はこの記述に集まっています。
  5. 古典は竹取物語・故事成語「矛盾」・いろは歌などの入門単元。
    歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題は、出題されたときには毎回入っています。

教科書の改訂で、説明文や小説の教材の顔ぶれは入れ替わることがあります。それでも、この大問構成と記述の多さは変わっていません。

テスト回ごとの出る内容・解き方・出題例

第1回定期考査(6月)

この回で出やすい単元

漢字の読み書きと漢字の知識(部首・組み立て)、言葉の単位(段落・文・文節・単語)、詩(「朝のリレー」「おれはかまきり」など)、小説「はじまりの風」、説明文(「ダイコンは大きな根?」「ちょっと立ち止まって」)、いろは歌

要点と覚え方・解き方のコツ

言葉の単位を数える問題は、手順を決めてから数えます。文の数は、句点(。)の数を数えるのが基本です。ただし会話文の「 」の中にある句点は、文の区切りに数えないのが一般的です。ここで数えすぎる生徒がとても多いので、「 」の中の句点には先に斜線を引いて消しておきましょう。文節は、区切りたい場所に「ネ」を入れて言ってみて、不自然でなければそこが区切りです。「走っている」の「いる」のように、前の言葉を補う語は別の文節になる点も覚えておきましょう。

詩は、まず作者名と詩の形式(「口語自由詩」など)を答えられるようにします。そのうえで、たとえが何を表しているかを説明する問題に備えます。たとえば「朝のリレー」なら、「リレー」という言葉が地球上の誰の、どんな行動を表しているかを、自分の言葉で一文にしておきます。

説明文は、「問い」の文と「答え」の文を先に探します。「〜のでしょうか」で終わる文が問い、それに対応する「〜のです」が答えです。序論・本論・結論の段落番号を答える問題もよく出るので、段落ごとに役割を一言で書き込んでおくと迷いません。

こんな問題が出ます

問1 次の文はいくつの文節に分けられますか。数字で答えなさい。
「弟は 公園で 友達と ボールを 投げて いる。」

【答】六

解くポイント:「投げて」「いる」は、「ネ」を入れると「投げてネ、いるネ」と区切れるので別の文節です。「投げている」を一つにしてしまうのが典型的な間違いです。

問2 次の文章に文はいくつありますか。数字で答えなさい。
「母が言った。『明日は早い。もう寝なさい。』私はうなずいた。」

【答】三

解くポイント:「 」の中の句点は文の区切りに数えず、「 」全体で一つの文と数えます。句点の数をそのまま数えると「四」になってしまいます。

問3 次の一行に使われている表現技法を答えなさい。
「空が 大きく あくびをした」

【答】擬人法

解くポイント:人間ではない「空」が「あくびをする」という人の動作をしています。「〜のような」があれば直喩、なければ隠喩か擬人法、と順に確かめます。

この回の対策の優先順位

まず、教科書に出てきた漢字と部首を覚えます。次に、文と文節を数える練習を教科書の本文で数回やります。そのあと詩の技法と、説明文の「問い・答え」の文の位置を確認します。

第2回定期考査(9月)

この回で出やすい単元

漢字、慣用句・ことわざ、言葉の単位(第1回の再出題)、詩(「雲」「朝」「魚と空」など)、説明文(「比喩で広がる言葉の世界」など)、小説「大人になれなかった弟たちに……」、故事成語「矛盾」、条件作文

要点と覚え方・解き方のコツ

この回では「大人になれなかった弟たちに……」が続けて出題されています。問われるのは、弟のヒロユキが亡くなった理由、母が初めて泣いた理由、「僕」がミルクを飲んでしまったことへの思いなどです。「母はなぜ泣いたのか」を、本文の言葉を2つ使って40字程度でまとめる練習をしておきましょう。「〇〇だったから」で終わる理由の文にまとめると、書き方の型ができます。

比喩の説明文では、「〜のようだ」を使う直喩と、使わない隠喩の違いが必ず問われます。そのうえで「比喩を使うと、どんな効果があるのか」を筆者の言葉で抜き出させる問題が多く出ます。

条件作文は、写真やポスターなどの資料を見て70〜80字で書く形です。書く前に、条件(使う情報の数、字数、句読点を数えるか)に線を引き、書き終えたら一つずつチェックします。内容の良さより、条件を落とさないことが得点の分かれ目です。

こんな問題が出ます

問1 次の文のうち、隠喩が使われているものを一つ選び、記号で答えなさい。
ア 彼の声は鈴のようだ。 イ 彼の声は鈴だ。 ウ 鈴が鳴る。

【答】イ

解くポイント:「ようだ」「みたいだ」があるアは直喩です。イはそれらを使わずに「声」を「鈴」とたとえているので隠喩です。

問2 「矛盾」の使い方として正しいものを一つ選びなさい。
ア 遅刻しないと言いながら毎朝寝坊するのは矛盾している。 イ 二人の意見が同じで矛盾している。

【答】ア

解くポイント:「矛盾」は、言っていることとしていることのつじつまが合わないことです。楯と矛を売る商人の話と結びつけて覚えます。

問3 「部活動」「時間」という二つの言葉を使って、中学生になって変わったことを三十字以上四十字以内で書きなさい。(句読点も一字に数える)

【答】(例)部活動が始まったので、家で勉強できる時間が夜の短い間に限られるようになった。

解くポイント:先に二つの言葉を入れた短い文を作り、足りない字数を「いつ」「どのように」で補います。書き終えたら、指定語句に丸をつけて入っているか確かめます。

この回の対策の優先順位

まず「大人になれなかった弟たちに……」の、人物の行動とその理由を整理します。次に直喩と隠喩を例文で見分けられるようにします。そのあと、指定語句と字数つきの短い作文を2〜3本書いて、条件の確認を習慣にします。

第3回定期考査(11月)

この回で出やすい単元

漢字の知識(読み方の仲間外れ・音訓)、語句の意味、口語文法(文の成分・品詞)、小説「星の花が降るころに」、詩(「大阿蘇」など)、竹取物語、故事成語・漢文の訓読

要点と覚え方・解き方のコツ

竹取物語は、冒頭の「今は昔、竹取の翁といふものありけり」から始まる場面が出題されます。歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題は、次の3つのルールで大半が解けます。語の頭以外の「は・ひ・ふ・へ・ほ」は「わ・い・う・え・お」に直します。「ゐ・ゑ・を」は「い・え・お」に直します。「やう」「けふ」のような母音の連続は「よう」「きょう」と読み替えます。「全てひらがなで書きなさい」という指示がつくことがあるので、漢字を残さないようにします。成立した時代(平安時代)と「作者は不明」も合わせて覚えます。

小説では、「私」の気持ちが変わっていく順番を並べる問題や、その変化を十数字で抜き出す問題が出ています。場面ごとに「私」の気持ちを一語(驚き・さびしさ・期待など)で書き込みながら読むと、並べ替えにそのまま使えます。

こんな問題が出ます

問1 次の歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直し、全てひらがなで書きなさい。
「あはれなり」「をかし」「けふ」

【答】あわれなり/おかし/きょう

解くポイント:「あはれ」の「は」は語の頭ではないので「わ」に直します。「を」は「お」に、「けふ」は「きょう」と読み替えます。

問2 次の文から主語と述語をそれぞれ一文節で書き抜きなさい。
「駅前の 大きな 木が 風に 揺れた。」

【答】主語:木が 述語:揺れた

解くポイント:まず文末の述語「揺れた」を決め、「何が揺れたのか」と問い返して主語を探します。「大きな木が」とまとめて書くと文節の指定に合いません。

問3 竹取物語が成立した時代を答えなさい。

【答】平安時代

解くポイント:「日本で最も古い物語」「作者は不明」とセットで問われることが多いので、三つをまとめて覚えます。

この回の対策の優先順位

竹取物語の歴史的仮名遣いと現代語訳を最初に仕上げます。次に文の成分(主語・述語・修飾語・接続語・独立語)を例文で確認し、最後に小説の心情の流れを整理します。

第4回定期考査(2月)

この回で出やすい単元

漢字、四字熟語・故事成語、長めの物語文(「少年の日の思い出」「蜘蛛の糸」など)、詩、文法の総まとめ

要点と覚え方・解き方のコツ

学年末は、年度によって構成の振れがいちばん大きい回です。そのなかで共通しているのは、長めの物語文で人物の心情や人物像を問う設問です。たとえば「少年の日の思い出」では、語り手が「私」から「僕」に変わる構成や、「僕」がチョウを押しつぶした理由を40字台で書かせる問題が出ています。理由を書く問題は、「〜という気持ちから」「〜だと気づいたから」と、気持ちと出来事をつないだ形で答えます。

四字熟語や故事成語は、意味を覚えるだけでなく、空欄に入れて文を完成させる形で問われます。例文と一緒に覚えるのが近道です。

こんな問題が出ます

問1 次の文の( )に入る四字熟語を選びなさい。「自由研究は始めこそ張り切っていたが、結局( )に終わった。」ア 一日千秋 イ 竜頭蛇尾 ウ 徹頭徹尾

【答】イ

解くポイント:「竜頭蛇尾」は、始めは勢いがよく終わりは振るわないことです。文の「始めこそ〜だったが」という流れが手がかりになります。

問2 物語の中で、主人公が大切な物を自分の手で壊した理由を説明する問題では、どのような形で書くとよいですか。

【答】(例)「取り返しのつかないことをしたと気づき、自分を罰しようとする気持ちから。」のように、気づいたことと、そこから生まれた気持ちをつないで書く。

解くポイント:行動の理由は「出来事」だけでも「気持ち」だけでも不十分です。二つをつなぐと、部分点ではなく満点に近づきます。

この回の対策の優先順位

まず物語文の場面ごとに、人物の気持ちを一語でメモします。次に「なぜ〜したのか」を40字前後で書く練習をします。最後に四字熟語・故事成語を例文ごと覚えます。

つまずきやすいポイント・よくある失点

  • 文の数を数える問題で、会話文の「 」の中の句点まで数えてしまう。
    数えすぎて一つか二つ多くなる失点が目立ちます。
  • 文節の区切りで「〜ている」「〜ください」を一つにまとめてしまう。
    「ネ」を入れて確かめる手順を飛ばすと起こります。
  • 条件つきの記述で、指定語句を入れ忘れる。
    内容が合っていても、条件を一つ落とすと得点になりません。
  • 字数の下限に届かない。
    「三十字以上」の指定に対して二十字台で終わる答案は、条件を満たしていないため得点になりにくくなります。句読点を字数に含むかどうかの指示も読み落としやすい部分です。
  • 抜き出しで「初めと終わりの三字」「初めの五字」の指定を守らない。
    文全体を書き写してしまう失点です。
  • 詩の技法で、直喩と隠喩、倒置と体言止めを取り違える。

今日からできる対策・勉強法

  1. 教科書の本文で、文と文節を数える練習をする。
    1ページ分でよいので、「 」の中の句点を消してから文を数え、「ネ」を入れて文節に区切ります。答えは教科書ガイドやワークで確かめます。
  2. 記述は必ず字数を数える。
    解答を書いたら、原稿用紙のマス目の要領で字数を数え、指定の範囲に入っているかを確認します。
  3. 指定語句つきの短文を1日1本書く。
    「とらえる」「とまどう」など教科書の言葉を使って短文を作る問題も出ているため、そのまま対策になります。
  4. 詩の技法は、名前と例文をセットでカードにする。
    直喩・隠喩・擬人法・対句・倒置・体言止め・反復・省略・呼びかけの9つです。
  5. 古典は音読してから仮名遣いを直す。
    声に出すと「けふ→きょう」のような読み替えが自然に身につきます。

読めば分かる。けれど、一人で続けるのは難しい

ここまでの内容は、読めばやり方が分かるように書いたつもりです。ただ、二之江中の中1国語には、一人ではつまずきやすい部分が残ります。

  • 記述の自己採点ができない。
    字数指定や条件つきの記述は、書いた本人には「書けた」と感じられます。条件を一つ落としている、理由が気持ちだけで終わっている、といった減点の理由は、他の人が読まないと見つけにくいものです。
  • 数え間違いに自分では気づけない。
    文や文節の数は、答えが一つずれていても「数えたつもり」になりやすい問題です。どこで数え違えたかを一緒に確かめる相手がいると、同じ間違いを繰り返さずにすみます。
  • どの回に何が出るかを知らないまま、範囲を均等に勉強してしまう。
    第2回の小説や条件作文のように、回ごとに重みの違う単元があります。これは実際のテストを続けて見ていないと判断できません。

当塾では、記述問題を実際に添削し、指定語句や字数の条件を満たしているかを一問ずつ確認しています。文法の数える問題も、本人が数えた過程を見ながら、どこでずれたかを一緒に確かめます。

保護者の方へ

国語でつまずいているとき、家庭からは次のような様子が見えることがあります。ワークの記述欄だけが空いている。答え合わせで、字数の足りない解答に丸をつけている。文法のページで同じ問題を何度も消している。こうした様子があれば、「読めない」のではなく「条件どおりに書く」「正確に数える」でつまずいている可能性があります。

保護者の方が文法や古文を教える必要はありません。国語は大人が教えにくい教科だと感じる方が多いのですが、家庭でできることは別にあります。たとえば「記述の問題、何字って書いてあった?」「その問題、使わなきゃいけない言葉はあった?」と、答えの中身ではなく条件を聞いてみてください。それだけで、お子様が問題文を読み直すきっかけになります。

江戸川区で長年、地元の中学生を指導してきた立場から言うと、中1の国語は「書き方の型」を早く持てた生徒ほど、2年生以降の記述で崩れにくくなります。当塾に通う中学生やご家庭がどう感じているかは、実際に通う中学生とご家庭の声にまとめています。

まとめ

二之江中学校の中1国語は、文法の「数える」問題と、字数・条件つきの記述で点数が分かれます。回ごとに見ると、第1回は言葉の単位と詩、第2回は「大人になれなかった弟たちに……」と条件作文、第3回は竹取物語と文法、第4回は長めの物語文が中心です。まずは教科書の本文で文と文節を数える練習から始めてみてください。

二之江・船堀・一之江エリアで、学校ごとの傾向に合わせた定期テスト対策をお探しの方は、船堀エリアの定期テスト対策と無料学習相談のご案内もあわせてお読みください。

よくある質問(FAQ)

Q. 二之江中学校の中1国語の定期テスト対策は、いつから始めればいいですか?
A. 漢字と文法の「数える」問題は、テスト範囲が出る前から教科書の本文で練習できます。範囲発表の2週間前には漢字と文法を終え、残りの時間を小説・説明文の記述練習にあてるのがおすすめです。

Q. 国語が苦手な中1でも、今から点数を上げられますか?
A. 二之江中の中1国語は、漢字・文法・古典の仮名遣いなど、覚え方と手順で得点できる問題が多いテストです。読解が苦手な場合も、まずこうした知識問題から取り組むと点数が安定しやすくなります。

Q. 二之江中学校の国語の平均点はどれくらいですか?
A. 学校が公表する平均点については、当塾では把握しておりません。テストの出題傾向についてはお伝えできます。

Q. 体験授業だけ受けて、入塾しなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。2週間の無料体験授業をご用意しており、実際に受けてみて入塾が難しいと判断された場合は、お電話1本でお断りいただけます。お問い合わせフォームには「入塾しなくてもOK」の無料学習相談の選択肢もあります。

Q. 二之江中学校に通っていますが、テストの傾向を把握していますか?
A. はい。二之江中学校の定期テストを継続的に収集し、回ごとにどの単元・どの形式の設問が出るかを分析しています。

【二之江中の中1国語でお悩みの保護者様へ】

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