【二之江中学校】中1社会の定期テスト対策【2026年度版】|江戸川区の塾が傾向と勉強法を解説

目次

用語は覚えたのに、「語句を使って説明しなさい」で手が止まる

中1の社会は、六大陸の名前から縄文時代まで、覚えることが一気に増える教科です。そのため「社会は暗記」と考えて、一問一答だけを繰り返してテストに臨む生徒が少なくありません。

ところが二之江中学校(二之江中)の中1社会の答案を読み比べると、用語だけでは届かない問題がはっきり見えてきます。時差を計算して午前・午後つきで時刻を書く問題、雨温図から都市を選んで理由を書く問題、そして「輸出品」「価格」といった語句を指定して、その因果を説明させる問題です。こうした問題は1問あたりの配点も大きめです。この記事では、回ごとに出る単元と、そこで点を取る解き方を整理しました。

東都ゼミナールは一之江に教室を構える塾で、二之江や船堀方面から通う中学生の社会も指導しています。二之江中のように地域の学校ごとに出題の癖が違う教科では、学校の定期テストにあわせた準備が点数に直結します。

二之江中を含む地域の中学生の定期テスト対策については、一之江・船堀エリアで定期テスト対策に強い塾の無料学習相談でもご案内しています。

二之江中 中1社会の通年の傾向

当塾では二之江中学校の定期テストを継続的に収集し、出題の傾向を分析しています。本記事はその分析にもとづくものです。

二之江中の中1社会は、年4回の「第1回〜第4回定期考査」で行われ、試験時間は50分、100点満点です。2026年度版として分析した傾向は、次の5つです。

  1. 第3回までは地理、最後の回は歴史へと進む。
    世界の姿・日本の姿から始まり、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアと世界を一周したあと、第4回に古代から中世の歴史が入る年が続いています。
  2. 範囲が入る回は、年度によって前後する。
    アフリカが第2回に入る年もあれば、第3回の年もありました。アジア州も第1回に入る年と入らない年があり、歴史が第3回の後半から始まる年もあります。
  3. 第1回の「日本の姿」は、毎回のように出る定番。
    時差の計算と排他的経済水域(EEZ)は、年度が替わっても繰り返し出題されています。
  4. 語句を指定した記述が、各回に複数ある。
    「植民地」「境界線」「輸出品」「価格」「気候」「資源」「労働力」といった語句を使い、理由を一文で説明させる型です。
  5. 答え方のルールで点を落としやすい。
    「漢字4字で答えなさい」「午前・午後をつけて答えなさい」「完答(すべて選んで得点)」のような指定が、問題文の中に書かれています。

範囲表には単元名が並ぶだけで、どの型がどれくらい出るかは書かれていません。たとえば「語句指定の記述は、教科書の因果の流れをそのまま語句にして出される」という点は、過去のテストを通して読んだからこそ見えてくることです。

テスト回ごとの出る内容・解き方・出題例

範囲は年度で前後するため、ここでは「最も多く見られた回」に単元を置いています。実際のテストの前には、必ず範囲表で単元名を確かめてから読んでください。

第1回定期考査(6月)

この回で出やすい単元

世界の姿(六大陸と三大洋、地球儀と世界地図の図法、緯度と経度)、日本の姿(東西南北の端の島、排他的経済水域、時差)、人々の生活と環境(雨温図と気候帯、世界の宗教、永久凍土や高床の住居)、アジア州(大河・山脈・半島、季節風と稲作、中国の経済発展、東南アジアのプランテーション)。年度によって、アジア州は第2回に回ります。

要点と覚え方・解き方のコツ

時差は、次の手順で解きます。まず、東京と相手の都市の経度の差を出します。東経同士・西経同士は引き算、東経と西経をまたぐときは足し算です。次に、その差を15で割ると時間の差になります(経度が15度ずれると1時間の差)。最後に、東京より西にある都市は時刻が遅れるので引き、日付と午前・午後を直します。この問題で多い失点は、「東経と西経なのに引き算してしまう」誤りと、午前・午後を書かずに時刻だけ答える誤りです。問題文に「午前・午後をつけて答えなさい」と指示がある場合、書かないと点になりません。

排他的経済水域は、「海岸線から200海里までの水域で、水産資源や鉱産資源を利用する権利が沿岸国にある」と、一文で言える形にします。領海は12海里、領土と領海の外側にEEZが広がる、という図の位置関係も問われます。日本の東西南北の端の島(択捉島・与那国島・沖ノ鳥島・南鳥島)は、白地図に位置を打てるようにしておきます。沖ノ鳥島は、水没を防ぐために護岸工事で守られている島です。水没すればEEZが大きく減る、という「守る理由」が記述で問われることがあります。

雨温図は、折れ線が気温、棒グラフが降水量です。読み取りの順は、まず気温の山の向き(北半球は7月が高く、南半球は1月が高い)、次に降水量の多い季節、最後に年間降水量の多さで気候帯を決めます。北半球と南半球で山の向きが逆になる点は、南半球の雨温図を選んで理由を書く問題で使われます。宗教は、食文化や生活習慣と結びつけて覚えます。たとえば、インドで牛肉を扱う店が少ないのは、多くの人が信仰するヒンドゥー教で牛が神聖な動物とされているからです。

アジア州は、気候と産業をセットで整理します。季節風(モンスーン)は夏と冬で向きが変わり、夏に海から湿った風が吹いて雨が多くなります。稲作は、雨が多く気温の高い地域で盛んです。中国は、沿岸部に経済特区がつくられて経済が発展した一方、内陸部との所得の差が広がりました。

こんな問題が出ます

問1 東京が7月10日の午後8時のとき、西経120度の標準時を使う都市は何月何日の何時ですか。午前・午後をつけて答えなさい。東京は東経135度の標準時を使うものとします。

【答】7月10日午前3時

解くポイント:東経と西経をまたぐので足し算です。135+120=255度、255÷15=17時間の差になります。午後8時は20時なので、20−17=3時です。東経135度より西にある都市は時刻が遅れるので、引き算で答えます。「午前」を書き落とさないようにします。

問2 南半球にある都市の雨温図は、どのような特徴をもちますか。気温の変化に注目して説明しなさい。

【答】南半球は季節が北半球と逆になるため、気温が高くなるのは1月ごろで、7月ごろに低くなる。

解くポイント:北半球で気温が高い7月が、南半球では冬にあたります。「季節が逆」と書いたうえで、気温の山がどの月に来るかまで書くと、記述として完成します。

問3 排他的経済水域とは何ですか。「資源」という語句を使って説明しなさい。

【答】海岸線から200海里までの水域で、沿岸国が水産資源や鉱産資源を利用する権利をもつ水域のこと。

解くポイント:指定語句の「資源」を入れること、「200海里」「沿岸国」のどちらかに触れることの2点を確認します。語句を入れただけで終わらせず、「何ができる水域か」を最後まで書き切ります。

この回の対策の優先順位

まず、時差の計算を「経度の差→15で割る→日付と午前・午後を直す」の順で解けるようにします。次に、EEZと日本の端の島を、白地図の上で言えるようにしましょう。

第2回定期考査(9月)

この回で出やすい単元

ヨーロッパ州(地形と気候、北大西洋海流と偏西風、キリスト教と言語、混合農業・酪農・地中海式農業、EUの成り立ちと課題、ルール工業地域)、アフリカ州(ナイル川・サハラ砂漠・サヘル、植民地支配と国境線、モノカルチャー経済、フェアトレード)。年度によって、アフリカは第3回に回ります。

要点と覚え方・解き方のコツ

ヨーロッパの気候は、「暖流+風」で説明します。イギリスは日本の北海道(札幌)より高緯度にありますが、冬も比較的温暖です。理由は、暖流の北大西洋海流の上を、偏西風が吹いて暖かい空気を運ぶからです。記述では「海流」と「風」の両方の名前を入れることが指定されやすいので、「北大西洋海流」「偏西風」と固有名詞で書けるようにしておきます。農業は、「アルプスより北は混合農業・酪農、南は地中海式農業」と、位置と農業を対応させて覚えます。地中海式農業は、夏の乾燥に強いオリーブやぶどう、冬に雨が降る気候を活かした小麦の栽培です。

EUは、成り立ちと課題を二つに分けて整理します。成り立ちは「大国に経済で対抗するため」「ヨーロッパの国どうしで戦争を起こさないため」の二つです。課題は、東ヨーロッパと西ヨーロッパの賃金の差です。賃金が低い東ヨーロッパへ、西ヨーロッパの工場が移転する動きが出ており、「工場」「移転」「賃金」の語句を使って理由を書く問題が出ています。ユーロの導入、関税がかからないこと、国境を自由に通過できることは、メリットとして覚えます。

アフリカは、「モノカルチャー経済」の説明が最優先です。特定の農産物や鉱産資源の輸出に頼る経済で、カカオ豆・原油・銅などが代表例です。課題は、国際価格が変動すると輸出の収入が不安定になることです。記述では、「輸出品」「価格」の語句を使い、「特定の輸出品に頼っているため、価格が下がると国の収入が減ってしまう」と、頼る→価格→収入の順に書きます。サヘルの砂漠化は、「干ばつと人口増加による薪の取りすぎ、家畜の放牧のしすぎで、植物が育たなくなる」と、原因を二つ書けるようにします。国境が直線的な理由は、植民地時代にヨーロッパ諸国が、民族の分布と関係なく境界線を引いたことです。そのため、一つの民族が複数の国に分かれる場合があります。

こんな問題が出ます

問1 日本の気候より温暖な地域を、ヨーロッパの西側に見ることができます。その理由を、「暖流」と「偏西風」の語句を使って説明しなさい。

【答】暖流の北大西洋海流の上を、偏西風が吹いて暖かい空気を運んでくるから。

解くポイント:「暖流」と「偏西風」を、海流の名前と風の名前の形で入れます。「温かい海と風のおかげ」のように名前を書かない答えは、指定語句を使ったことになりません。

問2 ある国は、輸出額の4分の3を銅が占めています。この国の経済にはどのような問題がありますか。「価格」という語句を使って答えなさい。

【答】銅の価格が下がると、輸出の収入が大きく減り、国の経済が不安定になる。

解くポイント:「特定の輸出品に頼っている」ことを先に書き、「価格が変動すると収入が不安定」へつなげます。「銅が多い」だけで終わらせると、因果が足りません。

問3 アフリカの国境線に、直線が多いのはなぜですか。「植民地」という語句を使って説明しなさい。

【答】植民地支配をしたヨーロッパ諸国が、民族の分布とは関係なく、都合のよい場所に境界線を引いたから。

解くポイント:「植民地」の語句を入れたうえで、「民族と関係なく引いた」まで書きます。「植民地だったから」だけでは、直線になった理由が説明できていません。

この回の対策の優先順位

最初に、モノカルチャー経済の説明を「頼る→価格→収入」の三段で書けるようにします。次に、EUの賃金の差と工場の移転、ヨーロッパの気候の「北大西洋海流と偏西風」を、語句つきで言えるようにしましょう。

第3回定期考査(11月)

この回で出やすい単元

北アメリカ州(適地適作の農業、アグリビジネス、サンベルトとシリコンバレー、多様な民族)、南アメリカ州(先住民と混血、奴隷と植民地、アマゾンの開発と環境)、オセアニア州(先住民の文化、貿易相手国の変化、鉱産資源)。年度によって、世界地図の復習や、古代の歴史の最初(人類の進化・四大文明)が後半に入ります。

要点と覚え方・解き方のコツ

北アメリカの農業は、「地域の気候や土壌に合わせた農業を行う(適地適作)」と覚えます。冷涼で雨の少ない西側は放牧や小麦、温暖で湿潤な南東部は綿花、中央部の平原は小麦やとうもろこし・大豆が中心です。アメリカ合衆国が大規模な農業を行えるのは、機械を使って少ない人手で広い農地を耕すからで、「農産物を売買する企業(穀物メジャー)」が世界の穀物価格に影響を与えている点も出題されます。工業は、五大湖周辺で19世紀から20世紀にかけて重工業が発展し、デトロイトは自動車工業で知られます。20世紀後半からは、北緯37度より南の地域(サンベルト)で、情報通信(ICT)産業などの先端技術産業が発達しました。サンフランシスコ近くのシリコンバレーがその中心です。「気候」「資源」「労働力」の語句で理由を書く問題では、温暖で広い土地がある、労働力が豊富、といった条件を、地図や資料と結びつけて書きます。

南アメリカは、歴史から理解します。16世紀にヨーロッパ人が来て、先住民の国が滅ぼされ、植民地になりました。農園や鉱山での労働に、アフリカから連れてこられた奴隷が使われ、先住民と白人の間に生まれた混血の人々(メスチーソ)が多くなりました。ブラジルがポルトガル語、そのほかの国の多くがスペイン語を使うのは、それぞれ植民地にした国の言語が残ったからです。アマゾンは、開発が進んで熱帯林が減ると、二酸化炭素を吸収する量が減り、地球温暖化が進むおそれがあります。一方、ブラジルの輸出品は、以前のコーヒー豆中心から、鉄鉱石・大豆・原油などへ広がりました。経済と環境のバランスを問う記述が出ます。

オセアニアは、「貿易相手国の変化」が定番です。かつてはイギリスが最大の貿易相手国でしたが、現在は中国や日本などアジアの国々が上位になりました。理由は、アジアのほうが距離が近く、人口も多いからです。先住民(オーストラリアのアボリジニ、ニュージーランドのマオリ)の文化を尊重する多文化社会へ変わってきたことも、あわせて整理します。

こんな問題が出ます

問1 アメリカ合衆国の北緯37度より南の地域で、20世紀後半に発達した産業は何ですか。また、その地域を何といいますか。

【答】先端技術産業(ICT産業など)、サンベルト

解くポイント:「北緯37度より南」と「サンベルト」は、セットで覚えます。サンフランシスコ郊外のシリコンバレーは、その中の一つの地域です。

問2 南アメリカ州で、ブラジルがポルトガル語、アルゼンチンがスペイン語を使うのはなぜですか。

【答】それぞれ、ポルトガルやスペインに植民地にされたから。

解くポイント:言語の分布は、植民地支配の歴史を表しています。「植民地」の語句がなくても、「どの国に支配されたか」まで書けば得点になります。

問3 オーストラリアの貿易相手国は、かつてはイギリスが1位でしたが、現在は中国が1位です。この変化を、「アジア」という語句を使って簡単に説明しなさい。

【答】かつてはヨーロッパの国が中心だったが、現在は中国など、アジアの国々との貿易が中心になった。

解くポイント:「前は→今は」の形で書きます。変化を問われているので、一つの時点だけを書いても点になりません。

この回の対策の優先順位

まず、北アメリカの「サンベルト」「シリコンバレー」と、南アメリカの「植民地→奴隷→混血」の流れを、一文で言えるようにします。次に、オセアニアの貿易相手国の変化を、前と今の対比で書けるようにしましょう。

第4回定期考査(2月)

この回で出やすい単元

歴史の古代から中世(時代区分、旧石器時代と四大文明、縄文・弥生・古墳、飛鳥・奈良、平安、鎌倉、室町)。第3回で歴史に入る年は、第4回で飛鳥から先を扱います。

要点と覚え方・解き方のコツ

歴史は、「時代の順」と「その時代の中心人物と制度」をセットで覚えます。時代区分は、縄文→弥生→古墳→飛鳥→奈良→平安→鎌倉→室町の順に、白紙から書けるようにします。「20世紀は西暦1901年から2000年まで」「1333年は14世紀」のような世紀の計算も出ます。世紀は「年号の上2けたに1を足す」と考えます。

飛鳥時代は、聖徳太子が行った改革を整理します。冠位十二階は、家柄ではなく能力で役人を取り立てる制度、十七条の憲法は、役人の心構えを示したものです。奈良時代は、税の仕組み(租は稲、調は特産物、庸は労役の代わりの麻布)と、墾田永年私財法を一つの流れでつかみます。人口が増えて口分田が足りなくなったため、開墾した土地を私有地にしてよいとした結果、貴族や寺院が土地を所有する荘園が増えました。

平安時代は、摂関政治(藤原氏が娘を天皇の后にして、天皇の外戚として政治の実権を握る)と、遣唐使の停止を機に、日本の風土や生活に合った国風文化(かな文字、源氏物語、枕草子)が生まれた流れで整理します。鎌倉時代は、「御恩と奉公」を図と言葉の両方で書けるようにします。将軍が御家人の領地を認めたり、手柄に対して新しい領地を与えたりするのが御恩で、御家人が戦時に命がけで戦う、平時は警備を行うのが奉公です。守護は国ごとに置かれて軍事・警察、地頭は荘園や公領に置かれて土地の管理と年貢の取り立てを行います。鎌倉時代の新しい仏教は、「宗派と開祖の組み合わせ」で出ます。浄土宗の法然、浄土真宗の親鸞、時宗の一遍、日蓮宗の日蓮、臨済宗の栄西、曹洞宗の道元です。

こんな問題が出ます

問1 次のア〜ウの出来事を、古い順に並べなさい。ア 壬申の乱 イ 平将門の乱 ウ 平治の乱

【答】ア→イ→ウ

解くポイント:壬申の乱(飛鳥時代、672年)、平将門の乱(平安時代中ごろ)、平治の乱(平安時代の終わり、12世紀)の順です。「乱」の名前を覚えるときは、時代名と一緒に覚えます。

問2 鎌倉時代の将軍と御家人の関係を、「御恩」と「奉公」の語句を使って説明しなさい。

【答】将軍は、御家人の領地を認めたり、手柄に新しい領地を与えたりして(御恩)、御家人は、戦いのときに将軍のために命がけで戦い、ふだんは警備を行って(奉公)、主従の関係を結んだ。

解くポイント:「御恩は将軍から御家人へ、奉公は御家人から将軍へ」と、向きを間違えないようにします。具体的な内容(領地・戦い)まで書くよう求められることが多い問題です。

問3 奈良時代の人々の負担のうち、特産物を納める税を何といいますか。

【答】調

解くポイント:租は稲、調は特産物、庸は労役の代わりに納める麻布です。「租→稲」「調→特産物」「庸→麻布」の対応を、書いて覚えます。

この回の対策の優先順位

最初に、時代区分と「時代ごとの中心人物・制度」の一覧表を、白紙から書けるようにします。次に、御恩と奉公、租・調・庸、新しい仏教の宗派と開祖を、書いて覚えましょう。

つまずきやすいポイント・よくある失点

  • 時差で、東経と西経をまたぐのに引き算する。
    経度の差を出す段階で誤ると、そのあとの計算がすべてずれます。日付や午前・午後を書き落とす誤りも、同じ問題で起きます。
  • 語句指定の記述で、語句を入れただけで終わる。
    「植民地」「価格」「資源」などを入れても、頼る→価格→収入、植民地→境界線→民族のような因果が足りないと、部分点にとどまります。
  • 漢字指定の問題で、ひらがなや誤字で答える。
    「漢字4字で」と指示がある問題で、誤字は誤答になります。「排他的経済水域」「季節風」のような語は、書く練習が必要です。
  • 似た名前の地名を取り違える。
    黄河と長江(北の小麦と、南の米)、ティグリス川とユーフラテス川、北大西洋海流と偏西風などです。
  • 雨温図で、折れ線と棒グラフを取り違える。
    南半球の雨温図で、気温の山が逆になることを忘れる誤りもあります。
  • 歴史で、時代と出来事の対応が崩れる。
    年代順の並べ替えで、同じ平安時代の出来事を混ぜてしまう誤りが多く見られます。

今日からできる対策・勉強法

  1. 範囲表で単元名を確かめてから、勉強する範囲を決める。
    二之江中は範囲が年度で前後するため、先輩の「第◯回」ではなく、単元名で教科書とワークを選びます。
  2. 時差は、東京と別の都市の組み合わせを変えて、毎日1問解く。
    「経度の差→15で割る→日付と午前・午後」の順で式を書き、午前・午後まで答えます。
  3. 語句つき記述は、「A→B→C」の三段の型で書く。
    輸出品→価格→収入、植民地→境界線→民族、気候→資源→労働力のように、ワークの記述問題を型に当てはめます。
  4. 白地図に、地名と気候帯を書き込む。
    世界の大陸・海洋、アジアの大河、ヨーロッパの山脈・海流、アフリカの川・砂漠を、何も見ずに書けるまで繰り返します。
  5. 雨温図は、都市名を隠して「気温の山の向き→降水量の季節→年間降水量」の順で読む。
  6. 歴史は、時代ごとに「人物・制度・文化」の一覧表を自分で書く。
    年表を眺めるだけでなく、白紙に書いて答え合わせをします。

点数にするまでの壁は、一人で越えにくいところにあります

ここまでで、二之江中の中1社会で何が出て、どう解けばよいかは見えてきたと思います。ただ、それを毎回のテストで点に変える段階には、一人では越えにくい壁があります。

一つは、範囲が前後する学校で、今回どこを優先するかを決めにくいことです。範囲表には単元名しか書かれておらず、時差やEEZのように繰り返し出る定番と、その回だけの単元の区別はつきません。過去のテストを通して見ていないと、優先順位は決めにくいものです。

二つ目は、語句指定の記述を、自分では採点しにくいことです。指定語句が入っているか、因果の筋が通っているかは、答えを見て「だいたい合っている」と感じてしまいやすい部分です。第三者の目で確かめる必要があります。

三つ目は、「覚えたつもり」を自分では確かめられないことです。地名や歴史用語は、ノートを見ながらだと分かった気になり、白紙から書くと出てこない、ということが起こります。白紙で確かめる相手がいないと、テスト当日まで気づけません。

東都ゼミナールでは、二之江中の過去のテストの傾向をふまえ、範囲表から今回優先する単元と型を一緒に確認します。語句指定の記述は講師が添削し、白地図や年表の白紙テストで覚えたかどうかをその場で確かめます。授業とは別に演習日があり、分からないところで止まったときは質問しながら解き直すことができます。

保護者の方へ

社会でつまずき始めると、家庭からは次のような様子が見えることがあります。ワークの用語の欄は埋まっているのに、「説明しなさい」の欄だけ空いている。地図帳を開かずに、ノートだけで勉強している。テストが返ってくると「覚えたところは合っていた」と言うけれど、点数は思ったほど伸びていない。こうした様子が続く場合は、暗記の量ではなく、語句を使って理由を書く練習が足りていない可能性があります。

保護者の方が社会を教える必要はありません。時差の計算や、鎌倉時代の仕組みを覚えていなくても大丈夫です。家庭でできるのは、たとえば「今回のテストで、点を落としたのは用語?それとも説明の問題?」と、問題の種類を聞いてみることです。「次のテストの範囲表、もう見た?今回は地理?歴史?」と範囲を一緒に確かめるだけでも、勉強を始める場所がはっきりします。

江戸川区で長年、地元の中学生を指導してきた立場から言うと、中1のうちに語句を使って説明する型に慣れておいた生徒は、中2・中3の社会に入っても崩れにくい傾向があります。当塾の指導の積み重ねは、これまでの合格実績としてまとめています。

まとめ

二之江中学校の中1社会は、範囲が入る回が年度によって前後する一方で、時差の計算、排他的経済水域、雨温図、モノカルチャー経済、植民地と境界線、サンベルトとシリコンバレー、御恩と奉公など、繰り返し出る型があります。おおまかには、第1回が世界の姿・日本の姿・生活と環境、第2回がヨーロッパとアフリカ、第3回が南北アメリカとオセアニア、第4回が歴史です。範囲表で単元を確かめたうえで、用語の暗記に加えて、語句を使って因果を一文で書く練習をしておくことが得点につながります。

二之江・船堀エリアで、学校ごとの傾向をふまえた社会のテスト対策を探している方は、船堀・一之江エリアの中学生向け 定期テスト対策と学習相談もあわせてお読みください。

よくある質問(FAQ)

Q. 二之江中の中1社会の定期テスト対策は、いつから始めればいいですか?

A. 範囲表が配られたらすぐに、単元名を確かめるところから始めてください。二之江中は回ごとの範囲が年度で前後するため、範囲表を見るまで対策の中身が決まりません。そのうえで、地名と用語を先に終え、テスト前の1週間は語句つき記述と時差の計算、歴史なら年代順の整理に時間を割くと、配点の大きい問題にも手が回ります。

Q. 社会の記述問題が苦手です。どこから練習すればいいですか?

A. ワークの記述問題で、模範解答の指定語句に線を引くことから始めてください。二之江中の記述は、「植民地→境界線」「輸出品→価格→収入」のような因果の型で問われます。語句をつなぐ順番を決めて、一文で書く練習を繰り返すと、書き始めで手が止まりにくくなります。

Q. 二之江中の社会の平均点はどれくらいですか?

A. 学校が公表する平均点については、当塾では把握しておりません。平均点よりも、用語・計算・記述・資料の読み取りのどの種類で点を落としたかを確認するほうが、次のテストの得点につながります。

Q. 体験授業だけ受けて、入塾しなくても大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。東都ゼミナールでは、通常授業と演習日を含む2週間の無料体験授業をご用意しています。受けてみて入塾が難しいと判断された場合は、お電話1本でお断りいただけます。お問い合わせフォームには「無料学習相談(入塾しなくてもOK)」の選択肢もあります。

Q. 二之江中に通っていますが、社会のテストの傾向を把握していますか?

A. はい。当塾では二之江中学校の定期テストを継続的に収集し、出題の傾向を分析しています。中1社会では、範囲の入る回が年度で前後すること、時差の計算や排他的経済水域が繰り返し出ること、語句を指定した記述が各回に複数あることを把握したうえで、指導に生かしています。

Q. 部活が忙しくて、塾に通えるか心配です。

A. 通う曜日や時間、演習日の使い方などは、部活動の予定もふまえてご相談ください。受付は月〜土の14:00〜22:00です(日・祝日は定休)。

【二之江中の社会でお悩みの保護者様へ】

「用語は覚えているのに、『説明しなさい』の問題になると空欄が目立つ」 「地理から歴史まで範囲が広くて、子どもがどこから手をつけているのか分からない」

東都ゼミナールでは、二之江中のテストの傾向をふまえ、範囲表から今回優先する単元を決め、用語・計算・記述のどこで点を落としているかを答案から一緒に確かめるところから始めます。

通常授業と演習日を含む2週間の無料体験授業をご用意しています。実際に受けてみて入塾が難しいと判断された場合は、お電話1本でお断りいただいてかまいません。無理な勧誘は一切いたしません。

入塾を決めていない段階での学習相談だけでも受け付けています。

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