「模試の最後、いつも時間がなくて適当にマークしてしまう…」
「共通テストの英語長文、どうやったら時間内に読み終わるの?」
こんな風に焦っている高校生や、見守る保護者の方も多いのではないでしょうか。
一之江や船堀エリアにお住まいの高校生からも、塾の面談で本当によく相談される悩みです。
時間が足りないと、つい「もっと速く読むコツを知りたい」「目を速く動かす練習をしなきゃ」と、速読のテクニックに走ってしまいがちですよね。
でも、ちょっと待ってください。
実は、英語長文を読むのが遅い原因は、「速読力」が足りないからではないことがほとんどなんです。
この記事では、なかなかスピードが上がらない「本当の原因」を自己診断できるおすすめの参考書と、遠回りを防ぐための勉強法についてお話しします。
自分の弱点がわかれば、今からでも十分に対策できます。
焦る気持ちを少しだけ落ち着かせて、まずは一緒に勉強のやり方を見直してみませんか?
共通テストの英語長文、時間が足りない原因は「速読」じゃない
共通テストや模試を解いて「時間が全然足りない!」と感じたとき、多くの高校生はこう考えます。
- 「もっと目を速く動かすトレーニングをしなきゃ」
- 「英文をうまく読み飛ばす『速読のコツ』を知りたい」
しかし、英語を速く読むための「特別な裏技」や「手軽なコツ」は存在しません。
今回ご紹介する参考書『ぐんぐん読める英語長文(入門編)』の冒頭でも、著者は以下のように明言しています。
「真の速読とは、精読の延長線上に存在します」 正確な精読を積み重ね、無駄なく読めるようになり、さらにそれを無意識化(自動化)したものが「速読」と言えます。
この本を強くおすすめする理由は、私自身も全く同じことを感じており、この著者の考えに深く共感しているからです。
実際、私たち東都ゼミナールでも、最初から「速く読むこと」にはこだわっていません。授業では、次のようなスタンスで指導を行っています。
- まずは1文1文の文法構造を正確にとらえる(精読)
- 雰囲気で訳さず、ごまかしのない精読を地道に積み重ねる
- 精読の質が高まることで、結果として自然と「速読」ができるようになる
基礎的な精読の土台がないまま、ただ目を速く動かして文字を追うだけの練習をしても、内容は頭に入ってきません。
遠回りに感じるかもしれませんが、「速く読もう」と焦るのを一度やめて、「自分がなぜ正確に読めないのか」にしっかり向き合うこと。
それこそが、結果的にスピードアップへの一番の近道になります。
自分が読めない「6つの原因」を自己診断できる最適な1冊
では、「ただ目を速く動かす」のがダメなら、どうすればいいのでしょうか?
答えはシンプルで、まずは「自分がなぜ正確に(そして結果的に速く)読めないのか」その原因を突き止めることです。
その原因分析と土台作りにうってつけなのが、今回ご紹介する『ぐんぐん読める英語長文(入門編)』です。
この本が素晴らしいのは、単に英語の長文が載っているだけでなく、「英文を速く読むことを妨げる6つの原因」を明確に提示してくれている点です。
具体的には、以下の6つのポイントから自分の弱点をあぶり出すことができます。
- 語彙力(単語力)の不足:
英文の内容を理解するのに必要な「95〜98%の単語(約4,000ワードグループ)」を本当に覚えきれているか? - 文法的に正しく読めていない:
文構造を正確に把握せず、知っている単語だけを適当につなぎ合わせた「でたらめな読み方」をしていないか? - 内容(背景知識)の理解不足:
自分の知らないテーマや未知の世界の話が出たとき、途端に読むペースが落ちていないか? - 文のつながりを見失う:
1文ずつは読めても、段落ごとのまとまりを見失って何度も同じ場所を読み返していないか? - 「読む」と「訳す」を混同している:
英語の語順のまま情報をイメージすればいいのに、頭の中でわざわざ「きれいな日本語の和訳」を作ろうとして時間をロスしていないか? - 緩急をつけて読めていない:
わかりやすい簡単な箇所も、文構造が複雑な箇所も、すべて同じように慎重に読んでしまっていないか?
「単語はわかるのに読めない」と一口に言っても、文法構造がとれていないのか、きれいな和訳を作ろうとする癖が抜けていないのか、その原因は人それぞれです。
この本に取り組むことで、「あ、自分はここでつまずいて読むのが遅くなっていたんだ」と客観的に自己診断ができるようになります。
やみくもに難しい長文問題集や過去問を解きまくる前に、ぜひ自分の弱点を発見するツールとして活用してみてください。
いきなり長文はNG?この本を120%使いこなすための「チェックポイント」と進め方
『ぐんぐん読める英語長文』シリーズは、難易度別に4段階(ENTRY、BASIC、STANDARD、ADVANCED)に分かれています。
ここで必ず守ってほしい勉強の順番があります。
「単語」と「文法」を覚え、「英文解釈(構文把握)」の基本をひと通り終えたら、まずは焦らず一番最初の「ENTRY(入試入門レベル)」からスタートしてください。
実はこのENTRYの冒頭には、「速読のための7か条」という項目が用意されています。
ここが、今のあなたの実力と今後の学習ルートを測る、非常に重要な「チェックポイント」になります。
この7か条を読んだとき、自分がどちらの感想を持つか確認してみてください。
- 「へえ、そうなんだ!」と思った人
まだ文法や解釈の基礎がグラグラしています。
このままテキストを進めても解説の丸暗記になってしまう可能性が高いので、勇気を出して一度、基礎レベルの文法や解釈の参考書に戻って復習しましょう。 - 「そうそう!わかるわかる!」と頷けた人
長文に挑むための基礎の土台がしっかりとできている証拠です。
自信を持って、このテキストをどんどん進めていきましょう。
そして、実際にテキストを進めるときは、自己流にアレンジせず、本書で紹介されている勉強の順番(STEP1〜6)をしっかり守ってやり切ることが何より大切です。
とくに、学習の仕上げとして推奨されている「音読」のステップは本当に重要です。
意味のかたまりごとに区切りながら、英語の語順のまま頭から理解していく正しい音読トレーニングを繰り返すことで、英語を読むスピードは確実に上がっていきます。
今後の学習ルート
ENTRYで基礎と正しい読み方が身についたら、志望校に合わせて以下の順番でステップアップしていきましょう。
【警告】解説を読んで「なるほど」で終わる人はこの本を買うな
ここまでこの本の良さをお伝えしてきましたが、実は一つだけ厳しいことをお伝えしなければなりません。
もしあなたが以下のタイプに当てはまるなら、この本を買っても英語の成績は伸びない可能性が高いです。
それは、参考書の解説を読んで「わかったつもり」になってしまう人です。
『ぐんぐん読める英語長文(入門編)』は、基礎的な文法や英文解釈が頭に入っている人が読めば、非常にわかりやすくスラスラと進められる良書です。
本文の構造についても、「ここは分詞構文です」「これは不定詞の形容詞的用法です」と丁寧に指摘してくれています。
しかし、ここに独学の最も恐ろしい罠が潜んでいます。
解説で「ここは分詞構文です」と書かれていたとき、あなたは次のように学習を進めていませんか?
- 「ふーん、ここは分詞構文なんだな。なるほど」と、ただ事実を暗記して次に進む
もしそうなら、今すぐその勉強法を見直す必要があります。
なぜなら、この本は「ここは分詞構文だよ」と指摘はしてくれますが、「なぜ分詞構文になるのか」というゼロからの解説まではしてくれないからです。
指摘されたときに「なるほど、だからここは分詞構文になるんだな」と、自分で理由がわかるレベルの基礎力がなければ、ただ表面的な知識をなぞっているだけになってしまいます。
「ふーん、そういう構造か」と解説を読んで理解した気になっても、それは「勉強した気」になっているだけです。
自力で「なぜ?」を説明できない浅い理解のままでは、入試本番で初めて見る英文が出たとき、自分で構文を見抜いて正確に読むことは困難です。
この「わかったつもりで終わってしまう」ことこそが、一人で長文読解の勉強をしている高校生が、いつまで経っても壁を越えられない最大の原因なのです。
「なぜ?」を直接ぶつけて根本から解決する環境が逆転合格の鍵
『ぐんぐん読める英語長文(ENTRY)』は、あなたが英語長文でつまずいている「原因」を客観的に発見し、正しい努力の方向へ導いてくれる素晴らしい羅針盤です。
まずはこの本を手に入れて、自分の弱点と正面から向き合ってみることをおすすめします。
しかし、本で原因を見つけた後、それを「自力でスラスラ読める本物の読解力」に変えていくためには、もう一段階上のステップが必要です。
それは、解説を読んで少しでも疑問に思った「なぜ?」を、徹底的に潰していく作業です。
「なぜここで区切るの?」
「どうしてこれが分詞構文だと見抜けるの?」
こうした疑問をごまかさずに直接ぶつけ、理屈の底まで理解を深められる環境こそが、逆転合格への最大の鍵になります。
江戸川区一之江にある東都ゼミナールでは、生徒の「なんとなくわかった」という甘い理解をそのままにはしません。
- 単に答えを教えるのではなく、「なぜそうなるのか」を生徒自身の口で論理的に説明してもらいます。
- 独学では一人で気づきにくい「読み方のクセ」や「文法解釈のズレ」を、客観的な視点からその場で修正します。
- どんな初見の英文が出ても、ブレずに自分の力で読み解ける「手堅い精読力」を育て上げます。
「一人だと、どうしても解説の丸暗記になってしまいそう」
「自分が本当に正しく読めているのか不安」と感じたなら、一人で悩み続ける前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。
船堀や瑞江からも自転車で通いやすい東都ゼミナールでは、高校生に向けた「無料学習相談(面談)」を随時受け付けています。
日々の学習の中で出てきた疑問や不安にも、対応できる限りしっかりと向き合い、あなたの努力が結果へ結びつくようサポートします。
やみくもな努力を終わらせて、確かな自信と実力を手に入れるための第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?
「英語長文を読むのが遅い」「解説を読んでも、一人では『なぜそうなるか』まで理解できない」とお悩みではありませんか?
船堀から自転車で10分!東都ゼミナールでは、なんとなくの理解を許さない「手堅い精読力」をプロの視点で徹底的に鍛え上げ、入塾テストなしから志望校への逆転合格をサポートします。
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