松江第一中の中1数学は「基礎6・思考4」。回ごとの性格をつかめば対策しやすい
松江第一中(江戸川区松江、船堀駅・一之江駅から通えるエリアの中学校)の中1数学は、定期テストすべてが「基礎6割・思考4割」の二部構成で、長年この形が変わっていません。
だから、回ごとの性格をつかんで準備すれば、対策しやすい教科です。
お子さんが「計算はできるのにテストで点が伸びない」「ワークはやっているのに本番で取れない」——そんなご家庭の声を、私たちは一之江・船堀エリアでずっと聞いてきました。
東都ゼミナールは、この地域で18年間、近隣の中学生を指導してきた地元塾です。
当塾には校別・年度別に整理した定期テストの過去問アーカイブがあり、松江第一中についても複数年度分を読み込んで、「どこが毎年出て、どこで差がつくか」を分析しています。
この記事では、その分析にもとづく松江第一中・中1数学の傾向と、今日から動ける勉強法を保護者の方にもお子さん本人にも分かるようにまとめます。
通年の傾向:松江第一中・中1数学の定期テストはこう出る
結論:松江第一中の中1数学は、「基礎6:思考4」の配点バランスが何年も変わらず、図形・方程式の文章題・記述の3か所で毎回差がつくのが大きな特徴です。
当塾が直近3年分の出題を独自に分析した結果、2026年度版として整理した松江第一中・中1数学の傾向は次のとおりです(※実際の問題は転載していません。出題された単元・形式・配点の傾向のみをまとめています)。
- テストは年4回で、すべて二部構成。
前半が基礎計算・知識・作図、後半が思考・記述・応用、という並びが毎年共通しています。 - 配点は「基礎6:思考4」がほぼ一定。
配点の単位は2点・3点が中心で、説明や多段の思考問題には3〜4点が振られます。
配点が乗るぶん、後半で差がつきます。 - 記述・途中式・説明の問題が毎回ある。
「途中式を書け」「使った法則を答えよ」「考え方を書け」といった出し方が、昔から一貫して続いています(最近になって増えたわけではなく、伝統的な作りです)。 - 作図が頻出で、しかも「線を消すと減点」。
垂直二等分線・角の二等分線・垂線・最短経路などが出ます。
きれいに消そうとして失点する子が多い単元です。 - 方程式の文章題は4パターンに集約される。
速さ・追いつき/過不足・配る/代金・個数/割引、の4型が毎年くり返し出ます(くわしくは第3回の項で説明します)。 - 「基準を正負で表して平均を出す」型が毎年の名物問題。
身長・気温・客数などを基準との差で表して平均を求める形が、どの年度でも思考問題に登場します。 - 語句は漢字指定。
用語を漢字で正しく書けるかも問われます。
ここ数年での変化も一言だけ。配点バランス(基礎6:思考4)は変わっていませんが、いちばん難しい「高思考問題」の味つけが移ってきました。
以前はパズル・規則性(魔法陣やマッチ棒の規則など)で捻る出し方でしたが、近年はグラフと図形を組み合わせた問題で捻る傾向が見られます。土台の積み上げ方は変わらないので、慌てる必要はありません。
第1回(6月ごろ・1学期末)の傾向と類題
出やすい単元と性格
結論:第1回は「正負の数の総点検」+「平面図形の移動」が中心で、最初から範囲が広めの回です。年度が新しいほど、四則計算(+素因数分解)を第1回にまとめて出す傾向があります。
正負の数は四則・累乗・絶対値・数直線・大小まで幅広く問われます。
平面図形では、平行移動・対称移動・回転移動が出やすく、特に「正方形や長方形を合同な三角形に分けて、移動で重なる三角形を答える」型は毎年の定番です。
スタートのテストですが、油断できない回だと考えてください。
練習してみよう(オリジナル類題)
問題 5人が受けた小テストの点数を、ある基準点との差で表すと、+4、−2、0、+6、−3 でした。基準点が70点のとき、5人の平均点を求めなさい。
解説 差をぜんぶ足します。 (+4) + (−2) + 0 + (+6) + (−3) = +5 差の平均は、5 ÷ 5 = +1(点)。
平均点は、基準の70点に +1 をたして、71点。 松江第一中で毎年出る「基準を正負で表して平均を出す」型です。
全部を直接たさず、基準との差だけで計算するのがコツ。
累乗の符号(−3² と (−3)² の違いなど)も同じ第1回でよく狙われるので、あわせて確認しておきましょう。
第2回(9月ごろ・2学期中間)の傾向と類題
出やすい単元と性格
結論:第2回は「文字式」が主役の回です。
表し方・計算・式の値が中心になります。作図や平面図形も同居しやすく、年度によっては正負の数の乗除がここに回ってくることもあります。
文字式は「×や÷の省略」「1の省略」「係数の位置」といった表記ルールでの取りこぼしが多い単元です。
ルールを正確に身につけているかが、そのまま点に出ます。
練習してみよう(オリジナル類題)
問題 1個 a 円のパンを3個と、1本 b 円のお茶を2本買いました。代金の合計を、a と b を使った式で表しなさい。
解説 パン3個ぶんは 3 × a = 3a(円)。 お茶2本ぶんは 2 × b = 2b(円)。
合計は 3a + 2b(円)。 ポイントは「×を省略して数字を文字の前に書く」という文字式のルール。
a3 ではなく 3a と書きます。こうした表記ルールの徹底が、第2回では点差に直結します。
第3回(11月ごろ・2学期期末)の傾向と類題
出やすい単元と性格
結論:第3回は「一次方程式」が主役で、1年で最も範囲が広い回です。
文章題が思考の山場になります。おうぎ形・空間図形・作図も入りやすく、ここが年間の正念場と言えます。
特に押さえたいのが、松江第一中の方程式の文章題は4パターンに決まっていること。
①速さ・追いつき、②過不足・配る、③代金・個数、④割引——この4型が毎年くり返されます。
逆に言えば、4型の解き方を固めれば、文章題で大きく崩れにくくなります。
練習してみよう(オリジナル類題)
問題(過不足・配る型) 鉛筆を何人かの生徒に配ります。1人に4本ずつ配ると6本余り、1人に5本ずつ配ると3本足りません。生徒の人数を求めなさい。
解説
生徒の人数を x 人とします。
鉛筆の本数を2通りの式で表します。
4本ずつ配って6本余る → 鉛筆は (4x + 6) 本 5本ずつ配って3本足りない → 鉛筆は (5x − 3) 本 同じ本数なので、 4x + 6 = 5x − 3 6 + 3 = 5x − 4x 9 = x よって 9人(鉛筆は42本)。
これは「過不足・配る型」。4型のうちどれかを見抜き、「何を x とおくか」を最初に決め、同じ量を2通りで表すのがコツです。
残りの3型(速さ・追いつき/代金・個数/割引)も、同じ手順で立式できます。
第4回(2月ごろ・学年末)の傾向と類題
出やすい単元と性格
結論:第4回は「比例・反比例(グラフ)」+「空間図形の完結」+「データ」の総合回です。関数と図形を組み合わせた思考型が山場になります。
比例・反比例は式・グラフ・変域・応用まで問われます。
空間図形では体積・表面積・投影図・展開図・回転体・ねじれの位置などが出ます。
データは、近年はヒストグラム・度数分布が中心になってきています。1年間の総まとめの回なので、苦手単元を残さず仕上げて臨むのが理想です。
練習してみよう(オリジナル類題)
問題 半径6cm、中心角120°のおうぎ形があります。弧の長さと面積を求めなさい。(円周率はπとする)
解説
おうぎ形は「円の一部」。中心角120°は、円1周(360°)の 120/360 = 1/3 にあたります。
弧の長さ:2 × π × 6 × (1/3) = 12π × (1/3) = 4π cm 面積:π × 6² × (1/3) = 36π × (1/3) = 12π cm² まず全体(円周・円の面積)を出して、それを 1/3 にする——この順番で考えるとミスが減ります。
おうぎ形は第3〜4回で頻出。中心角の分数処理が失点ポイントなので、ここをていねいに。
つまずきやすいポイント/よくある失点
結論:松江第一中の中1数学で点を落としやすいのは、「計算は合っているのに、途中式・法則名・記述で取りこぼす」パターンです。
過去問の作りから見て、毎年差がつきやすいのは次のような場所です(当塾の分析による)。
- 累乗の符号:
−9²と(−9)²、−x²などの符号の扱い。毎年の定番の罠です。 - 途中式・法則名の未記入:答えは合っていても、「途中式を書け」「使った法則(交換・結合・分配)を答えよ」で点を落とす。配点が乗るぶん、もったいない失点です。
- 文字式の表記ルール:×の省略、÷を分数に直す、1の省略、係数の位置。
- 方程式の係数処理:分数・小数を含む方程式で、両辺を何倍するかの判断。
- 作図の線を消してしまう:「消すと減点」と明記されています。きれいに消す癖が逆に失点につながります。
- おうぎ形・体積の中心角/分数処理、単位換算を含む立式(km+cm→m、時間+分→分など)。
- 条件作図・規則性・代表値:日本語の条件や規則を、式や手順に「翻訳」する段階で止まりやすい。
これらは一般に中1数学で起きやすい失点とも重なりますが、松江第一中は記述・途中式に配点が乗る作りなので、「答えだけ合えばいい」という勉強だと取りこぼしが出やすい点に注意してください。
今日からできる対策・勉強法
結論:やることはシンプルです。優先順位の高い順に並べます。
- その回の範囲の計算を、まず1ページ完璧にする。
応用より先に、計算の正確さ。特に累乗の符号は最初に潰しておきます。 - 答えだけでなく「途中式・考え方」も書く練習をする。
松江第一中は途中式・法則名・説明に配点があります。
日頃から書く癖をつけておくと、本番で差がつきます。 - 学校のワークを、テスト範囲ぶん2周する。
1周目はできた・できないの仕分け、2周目は「できなかった問題だけ」。
全部を均等にやらないのがコツです。 - 方程式の文章題は「4パターン」で覚える。
速さ・追いつき/過不足・配る/代金・個数/割引。型ごとに1問ずつ解いて、立式の手順を体に入れます。 - 作図は「消さずに済む」手順で練習する。
下書きを薄く、本番の線は最後に。
消しすぎによる失点を防ぎます。 - テスト1週間前から、時間を計って通しで解く(試験は50分)。
本番のスピード感に慣れておくと、当日あわてません。
特別な教材は不要です。
配られたワークと教科書をやり切り、そこに「途中式を書く」「文章題は4型で整理する」を足すだけで、テストの大部分はカバーできます。
船堀・一之江エリアで定期テスト対策を考えているご家庭にも、当塾はまずこの順番をおすすめしています。
詳しくは船堀エリアで中学生の定期テスト対策ができる塾もご覧ください。
保護者の方へ:家庭でできるサポートのコツ
結論:保護者の方にお願いしたいのは「教えること」ではなく「続けられる環境をつくること」です。
- 点数より「やり方」を見てあげてください。
途中式を書いているか、ワークを2周できているか、間違い直しをしているか。
プロセスが整えば、点はあとからついてきます。 - 比べない。
前回の本人と比べて、できるようになったことを言葉にしてあげると、お子さんは次に動きやすくなります。 - テスト前に予定を一緒に立てる。
松江第一中は第3回(11月)の範囲が最も広い回です。
「いつ・どの単元を」を一緒に決めておくと、直前にあわてずに済みます。
家庭での声かけだけで足りないと感じたら、外の手を借りるのも選択肢です。
まとめ:松江第一中の中1数学は、回ごとに積み上げれば十分間に合う
松江第一中の中1数学は、「基礎6:思考4」のバランスが何年も変わらず、図形・方程式の文章題4型・記述の3か所で差がつきます。
逆に言えば、ここを押さえれば対策の的が絞れます。
年4回のテストの性格に合わせて、計算の土台・途中式の習慣・ワーク2周を回せば、つまずきを減らせます。
東都ゼミナールは、船堀・一之江エリアで地域の中学生を指導してきた地元塾です。
「うちの子に合うやり方が分からない」「どこから手をつければいいか相談したい」——そんなときは、江戸川区の塾の無料体験・学習相談をご利用ください。
お子さんの今の状態を見て、次の一手を一緒に考えます。
- 松江第一中の数学の平均点はどのくらいですか?
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テスト後に保護者へ配布される資料で平均点が示されます。具体的な数値は回・年度によって変動するため当塾では断定しませんが、「基礎6:思考4」の配点構造から、前半の基礎計算を確実に取れているかどうかが平均点付近の攻防を左右します。平均を超えたいなら、後半の途中式・記述問題で1〜2問上積みできるかが鍵です。
- 定期テスト対策はいつから始めればいいですか?
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数学は「テスト前だけ集中すれば間に合う」教科ではありません。単元が積み上がる構造なので、正負の数でつまずいたまま文字式に進むと、後で取り戻すのに倍の時間がかかります。普段の授業でその日の内容を確認・定着させておくのが前提で、テスト2〜3週間前からはワークの仕上げと時間を計った通し演習に切り替えます。普段の積み上げがあれば、テスト前の集中期間がそのまま点に乗ります。松江第一中は第3回(11月)の範囲が特に広いため、この回は早めの着手が効きます。
- 数学が苦手でも間に合いますか?
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間に合います。つまずきの多くは「正負の数・計算ルール」という土台部分にあります。そこを1ページずつ取り戻せば、後の単元も追いつきやすくなります。一度に全部やろうとせず、できる単元から固めるのがコツです。
- 松江第一中の数学で点を取りたいのですが、何から手をつけるべきですか?
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まずは「その回の範囲の計算」を完璧にし、次に「途中式を書く練習」と「方程式の文章題4型」を固めることです。松江第一中は途中式・記述に配点があり、文章題は速さ・追いつき/過不足・配る/代金・個数/割引の4パターンに集約されます。土台の計算 → 途中式の習慣 → 文章題4型、の順で進めると効率よく伸ばせます。
- 作図やデータの問題はどのくらい出ますか?
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作図は毎回のように出ます(垂直二等分線・角の二等分線・最短経路など)。しかも「線を消すと減点」と明記されているので、消し方にも注意が必要です。データは主に第4回(学年末)で、近年はヒストグラム・度数分布が中心です。
- 塾ではどんな対策をしてもらえますか?
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当塾では、その回の範囲に合わせて、計算の土台づくりからワークの仕上げ、途中式の書き方、方程式の文章題4型の整理まで、一人ひとりの状態を見て進めます。一之江・船堀エリアの中学に通うお子さんを多く見てきた経験から、つまずきやすい場所を先回りしてサポートします。



