【Sunshine2年】Program6で定期テストに出題されること

英語の教科書でSunshineをつかっている2年生が、Program6を理解するために必要な知識を紹介します。

目次

文法テーマは「受動態」の理解

2年生サンシャインのProgram6は『受動態』が文法単元のメインテーマです。

試験では、『受動態』を使った肯定文・否定文・疑問文が問われます。

Scenesで「受動態」が使われている文

1.I think fresh cream is used.(生クリームが使われていると思います。)
2.It’s made in Hokkaido.(それは北海道で作られる。)
3.It was built by Ashikaga Yoshimitsu.(それは足利義満によってつくられました。)
4.Was Ginkakuji Temple built by him too?(銀閣寺も彼によって建てられたのですか。)
5.It was built by Ashikaga Yoshimasa. (それは足利義政によって建てられました。)
6.Shirakawago is known to people around the world.(白川郷は世界中の人々に知られています。)
7.All the houses are covered with snow.(すべての家が、雪で覆われています。)


引用:『サンシャイン2年』(開隆堂)

Thinkで「受動態」が使われている文
8.It was used in a TV commercial.(それはテレビのコマーシャルで使われていました。)
9.His song are sung all over the world.(彼の歌は世界中で歌われています。)
10.He’s interested in political issues.(彼は政治の問題に興味があります。)
11.Was it written by Stevie Wonder?(それはスティービーワンダーによって書かれたのですか。)
12.It was used to set up a national holiday for Dr. Martin Luther King, Jr. (それはマーティンルーサーキングジュニア牧師のための国民の祝日を創設するために使われました。)
13.Stevie was greatly influenced by Dr. King.(スティービーは、キング牧師によって非常に感化されました)
14.Is the holiday celebrated by all people in the U.S?(その祝日は、アメリカ合衆国のすべての人々によって祝われていますか。)
15.Mandela was known to people as a black rights leader in South Africa.(マンデラは南アフリカ共和国で黒人の権利の指導者として人々に知られていました)
16.He was locked in jail for 27 years.(彼は27年間の間刑務所に閉じ込められました。)
17.Today his songs are sung by millions of people around the world.(今日彼の歌は世界中で非常にたくさんの人々によって歌われています。)

引用:『サンシャイン2年』(開隆堂)

Program2の学習のポイントは
・受動態の意味や語順を覚えて、使えるようにする。
・受動態の過去形も使えるようにする。
・by以外の受動態を覚えて使えるようにする。

上記3つの考え方やルールを理解して、覚えましょう。

受動態の意味と語順

意味

今まで勉強していた「I play tennis .」のような「AはBをする。」という構造を『能動態』と言います。

一方、「BはAにされる。」という構造を『受動態』と言います。

受動態は、「~される」という」日本語訳です。

使い方

受動態は「be動詞+過去分詞」で表現されます。

過去分詞は、規則動詞の過去形なら過去形と同じです。

たとえば『play』の過去形は、『played』でした。『~ed』を語尾につけるものは過去分詞も同じです。

だから、『play』の過去分詞も『played』になります。

一方、不規則動詞の過去形で覚えたものはすべて過去分詞も不規則に変化します。

たとえばmakeの過去形の『made』は、過去分詞も『made』と変化するので過去形と同じ形になるものもあれば、『begin』のように過去形は『began』、過去分詞は『begun』というように変わる語もあります。

学校の先生から覚える範囲を指定されたり暗記プリントを配布されたりすることが多いようです。

まずは学校の先生から指示された範囲を覚えましょう。もし、そのような指示がなければ、教科書を中心に覚えましょう。

文の種類語順
肯定文「~されます」S be動詞 過去分詞 by~.
疑問文「~されますか」be動詞 S過去分詞 by~.
否定文「~されません」S be動詞 not 過去分詞 by~.

過去形の場合は、be動詞を過去形にするだけです。

文の種類語順
肯定文「~されました」S be過去形 過去分詞 by~.
疑問文「~されましたか」be過去形 S 過去分詞 by~.
否定文「~されませんでした」S be過去形 not 過去分詞 by~.

注意点

・by~は省略されることがある。

受動態では、『by~』=「~によって」が書かれます。

しかし、「誰がやったかわからないとき」や「漠然とした多くの人を表わすとき」は、「by~」は省略されます。

例題

以下の日本文を英文に直しなさい。

例題1:この机は、あの店で売られています。

例題2:その本は、太宰治によって書かれましたか。

例題3: 例題2の疑問文に対して、①「はい、書かれました。」・②「いいえ、書かれていません。」

例題4:英語は、そこで使われていません。

解答/解説

例題1.の解答/解説

This desk is sold at that store.

STEP1 動詞の部分をさがす。

「売られています」=「売る」+「される」なので、受動態だと判断できます。「be動詞+過去分詞の形にします。

STEP2 主語をさがして、主語と動詞の部分を作る。

「~は」の部分は、「この机は」なので、『This desk is sold』になります。

STEP3 残りを足して完成

『あの店で=at that store』をつけて完成です。

この文では「~によって」の部分はないので、書きません。

例題2.の解答/解説

Was the book written by Dazai Osamu?

STEP1 動詞の部分をさがす。

「書かれましたか」=「書く」+「されましたか」なので、受動態の疑問文だと判断できます。
だから、be動詞過去+S+過去分詞の形にします。

STEP2 主語をさがして、主語と動詞の部分を作る。

「~は」の部分は、「その本は」なので、『Was the book written』になります。

STEP3 残りを足して完成

『太宰治によって=by Dazai Osamu 』をつけて完成です。

例題3.の解答/解説

①Yes, it was. ②No, it wasn’t.

「その本は」が疑問文の主語なのでitにします。
be動詞の過去形で聞かれているので、be動詞の過去形で答えます。

例題4の解答/解説

English isn’t used there.

STEP1 動詞の部分をさがす。

「使われません」=「使う」+「されません」なので、受動態の否定文だと判断できます。

だから、S+be動詞+not+過去分詞の形にします。

STEP2 主語をさがして、主語と動詞の部分を作る。

「~は」の部分は、「英語は」なので『English isn’t used 』になります。

STEP3 残りを足して完成

『そこで=there』をつけて完成です。

by以外の受動態を覚えて使えるようにする。

by以外の使う表現

受動態で「~によって」の部分は、『by~』で表現します。

しかし、byではない表現を使うものも一部あります。

最終的には、暗記するしかありません。

覚えるものは、不規則に変化する過去分詞と同様で、学校の先生が教えてくれた内容と教科書に出ているものを覚えましょう。

以下、教科書に出ているものに加えて学校のテストでよく出るものをまとめました。

be known to ~に知られている
be surprised at ~に驚く
be covered with ~におおわれている
be interested in ~に興味がある
be made of 材料 ~でできている
be made from 原料 ~でできている
be made into 製品 ~になる

※材料・原料・製品の違い
材料=もとの形がわかるもの。
 ex 野菜炒めで使われる野菜
原料=もとの形がわからないもの。
 ex ワインで使われるブドウ
製品=販売するために作った商品。
 ex ブドウで造ったワイン

例題

以下の日本語を英語にしなさい。

例題1:そのアメリカ人の俳優は、日本人によく知られています。

例題2:この机は、木でできています。

例題3:チーズは牛乳から作られています。

解答/解説

例題1.の解答/解説

The American actor is known to Japanese.

STEP1 動詞の部分をさがす。

「知られている」=「知る」+「される」なので、受動態の肯定文だと判断できます。
だから、S+be動詞+過去分詞の形にします。

STEP2 主語をさがして、主語と動詞の部分を作る。

「~は」の部分は、「そのアメリカ人の俳優は」なので『The American actor is known』になります。

STEP3 残りを足して完成

日本人に=日本人によってなので『by~』を使いたいところですが、『~に知られている=be known to』なので『to』をつかいます。
だから『to Japanese』をつけて完成です。

例題2.の解答/解説

This desk is made of wood.

この机は、木でできています。

STEP1 動詞の部分をさがす。

「できています」=「作られる」=「作る」+「される」なので、受動態の肯定文だと判断できます。
だから、S+be動詞+過去分詞の形にします。

STEP2 主語をさがして、主語と動詞の部分を作る。

「~は」の部分は、「この机は」なので『This desk is made』になります。

STEP3 残りを足して完成

「木で」=「木によって」なので『by~』を使いたいところですが、『(材料)で作られる=be made of 材料』なので『of』をつかいます。
だから、『of wood』をつけて完成です。

例題3.の解答/解説

Cheese is made from milk.

チーズは牛乳から作られています。

STEP1 動詞の部分をさがす。

「作られています」=「作る」+「される」なので、受動態の肯定文だと判断できます。
だから、S+be動詞+過去分詞の形にします。

STEP2 主語をさがして、主語と動詞の部分を作る。

「~は」の部分は、「この机は」なので『Cheese is made』になります。

STEP3 残りを足して完成

「牛乳から」=「牛乳によって」なので『by~』を使いたいところですが、牛乳はチーズになるときに原形をとどめていません。だから、材料ではなく原料です。

『(原料)で作られる=be made from 原料』なので『from』をつかいます。
だから『from milk』をつけて完成です。

まとめ

Sunshine2年生Program6の中心になる単元は、受動態の表現と理解です。

新しく過去分詞という知識が必要になるので、不規則動詞の暗記をしなければいけないことを考えると、今まで英語が苦手な中学生にとって少し大変な単元かもしれません。

さらに、開隆堂Sunshineは、

・be covered withなどのby以外を作受動態も数多く掲載されているので試験に出る可能性が高い。
・肯定文だけではなく、否定文・疑問文の表現、現在形ではなく過去形も出てくるで、英文のバリエーションが豊富。だから、例文の丸暗記だけだと限界がある。
・前で勉強した内容もたくさん入っている。

また、江戸川区一之江・船堀・瑞江の学校では、試験範囲以外の英語表現を出題する学校やオリジナルの長文読解を出題する中学校が増えています。

試験前にワークだけを勉強しても、高得点を取ることは難しく、普段からの学習と本質的な理解が以前よりも大切になっています。

東都ゼミナールでは目先の点数だけではなく、次につながるような本質的な学習を行っています。

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