【高校生必見】効率のいい定期テスト勉強法

中学では試験前だけ勉強すれば高得点が取れた。
だけど、高校に入ってから同じ方法が通用しない。

試験前に睡眠時間を削って勉強している。
だけど、試験科目が多くてテストまでに勉強が間に合わない。

数学や物理が難しくて試験勉強に時間をかけた。
だけど、数学や物理の点数は低い。
そのうえ、暗記する時間が取れないから社会・生物・英語の得点も低い。

結局、定期テストで赤点を取らないことに必死になり、大学受験の準備もできなければ、定期テストで勉強した内容もテストが終わったら何も覚えていない。

どうにかしたいけど勉強方法がわからない。

高校生が部活と定期テストの勉強を両立するには、効率の良い勉強が必要です。

定期テストの勉強が間に合わない原因やテストの点数が悪い原因と高校生の効率の良い定期テストの勉強法がわかる方法を紹介します。

目次

高校生が定期テストの点数が取れない7つの原因

使える時間を把握していないから

中学と高校の通学距離を比べると、高校のほうが遠くなるケースが多いです。
帰宅時間は遅くなり、登校時間は早くなるので、勉強できる時間は減ります。

にもかかわらず試験勉強をはじめる時期が同じなら、勉強時間の合計は必然的に減ります。

勉強量を把握していないから

おおくの中学校では、最大9科目の試験があったのではないでしょうか。

9科目を2~3週間の期間で仕上げていたと思います。
もしかしたら1週間でやっている方もいるかもしれません。

一方、おおくの高校の試験科目は、10科目を超えます。

しかも、技術や体育などの少ない勉強量でも高得点がとりやすい実技科目は含まず、英語2科目・数学2科目・理科3科目など主要5教科だけで10科目あります。

だから、高得点を取るには、中学時代より多くの勉強量が必要です。

それなのに中学と同じ勉強期間で試験勉強をするから、試験勉強が間に合わなくなります。

中学より試験問題がむずかしくなっているから

公立中学校の生徒の学力はバラバラで、勉強が得意な生徒もいれば苦手な生徒もいます。

勉強が得意な生徒に試験レベルをあわせると、勉強が苦手な生徒の点数が20点や30点になる可能性があります。
すると、勉強が苦手な生徒の通知表は「1」や「2」になってしまうので、高校進学が難しくなります。

そこで、勉強が不得意な生徒でもまじめに勉強すれば、60点程度は取れる問題構成にする必要があります。

だから、ほとんどの試験問題を簡単にせざるを得ません。
たとえば、ワークと全く同じ問題を出す中学もあります。

しかし、すべてを簡単な問題にすると満点を取る生徒が続出します。
そうなると正確な評価がつけられないため、10点程度は入試レベルかそれ以上のレベルの問題をいれることで、点数にある程度のばらつきを入れるようにします。

一方、高校は入試を経て集められているので、各生徒の学力は、ほぼ同じです。
だから、勉強が不得意な生徒に合わせた試験問題をつくる必要がありません。

学校の学力レベルにもよりますが、中堅以上の高校でワークの問題をそのまま出題することは基本的にないはずです。
試験範囲の知識を理解・定着しないと対応できない問題が多く出題されます。

勉強法をまちがえているから

中学校によっては、ワークやノートの内容がそのまま定期テストで出題されるので、まとめノートを作って暗記することで高得点が取れました。

試験範囲や試験科目も少ないので、ワークの試験範囲になっている部分を何周も解く時間があったかもしれません。

しかし、高校では科目数が増えて、試験の難易度も上がります。
「暗記をするだけ」「ワークを何度も解くだけ」の勉強法では高得点を取るのはむずかしいでしょう。

高校では、正しい勉強方法ができないと高得点を取れません。

体力が足らないから

中学よりも長い通学時間、練習量・質ともにハードになる部活。
特に高1生は、上級生に比べて体力面は大きく劣るので大変です。
学校と家の往復だけで体力はなくなり、家はご飯を食べて寝るだけになっている高校生は一定数います。

この状況が良いか悪いかは価値観の問題です。

ただ、テストで高得点を取るという観点だとマイナスです。

保護者の対応が変わるから

多くの保護者は、子どもが高校生になると勉強に一切の口出しをしなくなります。
たしかに保護者が高校生の子どもに「勉強しなさい!」といっても勉強しないので、言うだけ無駄です。
しかし、中学時代に勉強をするように言われれば勉強していた層は、言われなければ勉強をしなくなるので成績が取れなくなります。

この状況の善悪も価値観の問題です。
個人的には、高校生相手に保護者が勉強しろと言っても、親子関係が悪くなることに加えて、保護者の気分も悪くなるのでメリットは少ないと思っています。

しかし、定期テストで高得点を取るという観点だとマイナスでしょう。

塾に通わなくなるから

中学生は、約7割が塾に通っています。

一方、高校生になると4割弱しか塾に通っていません。

多くの中学生は、疲れていても塾に通うことで、日々の学習習慣を維持して学習時間を確保しています。

その環境がなくなり、勉強するもしないも本人次第という状況に加えて

  • ハードな高校生活で疲れた体
  • むずかしくなり量も増えた勉強
  • すくない時間

この状況で塾にいかずにひとりで勉強するのは厳しいのではないでしょうか。

塾に通わないことも勉強の量や質が低下して、テストの点数が取れない原因のひとつです。

解決策

この2つができれば定期テストはもちろん、大学入試でも高得点が取れます。
当たり前のことなのに、成績が低空飛行の高校生ほど、その事実に気づいていない。
または気付いているけど見ないふりをしているように感じます。

この状況を解決するために必要な内容が書かれているのが「【いとう式】高校勉強法(伊藤敏雄著 大和出版)」です。

オススメする理由

この本をオススメする理由は3つあります。

まず、この本で紹介されている勉強法は、おおくの人がマネできる勉強方法です。

筆者の伊藤敏雄先生は、勉強のやり方専門塾ネクサスという塾で代表をつとめている方です。
おそらく幅広い学力層の指導経験を基につくった勉強法なので、「現役東大生が教える○○勉強法」のような筆者の成功体験のみを紹介した勉強法とは、成績が伸びた生徒のサンプル数がちがいます。

また、勉強方法を基本から説明しているのもオススメする理由のひとつです。

「現役東大合格者が教える○○勉強法」のような勉強法をマネするには、比較的高い基礎学力が必要です。
すくなくとも高校の定期テストで苦労している学力レベルでは、東大合格勉強法をマネしても効果を発揮できない可能性が高いです。

「現役東大合格者が教える○○勉強法」のような本の筆者は、受験勉強をはじめたときの成績が悪かっただけで、現役で東大に合格できる程度に基礎学力や勉強体力があった可能性が高いです。


たとえば、ビリギャルの主人公は、有名進学校に通っていたらしいです。
大学受験時は小4のドリルから勉強したようですが、中学受験のときに勉強方法の基本を身につけていたのだと思います。

自塾の生徒をみても、中学生以上に高校生は、基礎学力・勉強への意識・学習習慣の個人差が大きいです。


勉強のやり方を知らない生徒に、朝の時間を有効活用しようという早起き勉強方法を教えても全く効果がありません。
おそらく朝の時間をボーっとテキストを眺めていたり、赤ペンでワークに解答を書き入れたり、まとめノートを作って勉強した気になったりと時間を無駄にして終わるでしょう。


このレベルの学力を伸ばすのに必要なことは、勉強する時間ではなく、ひとつの知識を理解・運用できるようになる方法です。

この本をオススメする3つ目の理由は、自分自身が中学生や高校生に、教えている勉強方法と同じだからです。
この本の著者が運営する「勉強のやり方専門塾 ネクサス」は87.8%が偏差値10以上アップしているようです。
ネクサス同様、東都ゼミナールも成績を大きく上げて、高い合格実績を出ています。

だから、この勉強方法に間違いはないと思います。

合格実績詳細はこちら

オススメする人

高校1年生

高1の1学期で定期テストの勉強リズムをつくれると高校生活がスムーズに過ごせます。


定期テストの勉強で、勉強方法と勉強のペースを学べば、大学受験につなげることも可能です。


平均評定が高ければ、3年後の進路選択で指定校推薦や総合型選抜の選択肢を持つことも可能です。

定期テストで苦労している高校生

試験勉強で苦労していると、楽しい高校生活を送れるかもしれませんが、明るい進路選択はできなくなります。


全教科的に高得点を取れなくても、得意科目がない状態はよくありません。


高3までに自分の武器になる科目を理想は3科目。
高1なら少なくても1科目、高2なら2科目は得意科目があると選べる大学の幅が広がります。

偏差値55以下の高校に通っている高校生

偏差値55以下の高校の定期テストの試験問題は、中学校の定期テストよりも簡単なことがおおいです。
暗記さえすれば高得点が取れる試験問題が多いので、本当の勉強方法を知らないまま受験勉強をはじめる受験生もいます。

定期テストは試験前だけ勉強すれば高得点を取れているけど、模試の結果はイマイチという高校生は勉強方法を知らない可能性があります。

まとめ

時間のない高校生にとって定期テストの勉強は効率が大事です。
効率的な勉強方法ができるようになれば、短い時間で高い学習効果を得られるようになります。

定期テストと入試のちがいは、試験範囲と難易度です。
高得点を取るのに必要な要素は同じなので、定期テストと入試対策の勉強方法は本質的には同じです。

効率的な勉強方法は、定期テスト対策に限らず大学受験対策でも使えます。

高校生の勉強方法がわかるオススメの書籍が「【いとう式】高校勉強法(伊藤敏雄著 大和出版)」です。

オススメする理由

・おおくの人がマネできる勉強方法だから

・勉強方法を基本から説明していて、定期テストだけではなく他の試験でもつかえる勉強法だから

・自分自身が中学生や高校生に、教えている勉強方法と同じだから

この本の内容を実践できれば、テストの点数は上がっていくはずです。

しかし、勉強方法がわかっても、ひとりだとできない高校生は多いです。

理由としては

  • 中学時代の勉強方法が体に染みついて抜けない。
  • 中学時代よりも勉強体力が落ちてしまい、やろうと思ってもできない。
  • そもそも学習習慣がないため、継続的な勉強できない。
  • 学校で疲れてしまって勉強する体力が残っていない。

もし、このような状況なら勉強方法を知るだけでは解決できません。

そのときは東都ゼミナール高校講座なら解決できるかもしれません。


高1生なら、学校の勉強に加えて、英語は大学受験の準備をする高校英語講座。

高2生以上なら、全教科をワンプライスで勉強できる大学受験講座。

どちらの講座も、高校生の進路の希望・現在の実力・やりたいこととのバランスを取りながら勉強できる講座です。

ご興味を持たれましたら、問い合わせフォームよりお問い合わせください。

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