用語を覚えたのに点が伸びない。その原因は計算・記述・作図にあります
中1の理科は、植物や動物の名前、器具の名称、気体の性質と、覚えることがとても多い教科です。そのため「理科は暗記科目」と考えて、用語の一問一答だけでテストに臨む生徒が少なくありません。
ところが二之江中学校(二之江中)の中1理科のテストを読み比べると、用語だけでは届かない問題がはっきり見えてきます。密度や濃度の計算、「なぜそうなるのか」を短く書く記述、定規を使った光の作図、実験結果からグラフをかく問題。こうした問題は1問あたりの配点も大きめです。この記事では、回ごとに出る単元と、そこで点を取るための具体的な解き方をまとめました。
当塾は一之江に教室を構え、二之江や船堀方面から通う中学生の理科も指導しています。
二之江中を含む地域の中学生の定期テスト対策については、一之江・船堀エリアで定期テスト対策に強い塾の無料学習相談でもご案内しています。
二之江中 中1理科の通年の傾向
複数年度にわたって二之江中学校の理科の定期テストを読み比べ、回ごとの出題のしかたと、作る先生が替わっても残る問題の型を当塾で整理しました。
二之江中の中1理科は、年4回の「第1回〜第4回定期考査」で行われ、試験時間は50分です。各設問に「知識・技能」「思考・判断・表現」の観点と配点が書かれています。2026年度版として分析した傾向は、次の5つです。
- 単元が入る回は、年度によって大きく前後する。
状態変化や溶解度、蒸留が第2回に入った年もあれば、第3回に入った年もあります。最近では、物質の単元が第1回に入り、第2回ですでに光と音が出たこともありました。 - 同じ型の問題が繰り返し出る。
ガスバーナーの点火手順、密度から金属を見分ける問題、気体の性質の表、溶解度の表、全身を映す鏡の長さ、力の矢印の作図、地震計の記録の読み取りなどです。
同じ先生が作る年は、前の学年とほぼ同じ設定で出ることもあります。 - ガスバーナーは、範囲に関係なく大問1に出やすい。
第1回から第4回まで、どの回でも点火手順の並べ替えと、ねじの名称が問われた年があります。 - 計算・記述・作図の配点が大きい。
用語や選択問題は1〜2点が中心ですが、理由を説明する記述、計算、作図、グラフは2〜5点です。
グラフは「点の打ち方・線・タイトル・単位・目盛りの数値」の要素ごとに採点されたこともあります。 - 答え方のルールで点を落としやすい。
「漢字で習った言葉は漢字で書く(平仮名は減点、漢字の誤りは誤答)」「単位がないものは×」「作図は定規を使い、フリーハンドは不可」といった注意が、問題用紙に書かれています。
テスト回ごとの出る内容・解き方・出題例
範囲は年度で前後するため、ここでは「最も多く見られた回」に単元を置いています。実際のテストの前には、必ず範囲表で単元名を確かめてから読んでください。
第1回定期考査(6月)
この回で出やすい単元
観察の基本(ルーペの使い方、スケッチの仕方、双眼実体顕微鏡とステージ上下式顕微鏡の名称・操作の順序・倍率)、植物のなかま分け(花のつくり、裸子植物、双子葉類と単子葉類、シダ植物とコケ植物)、動物のなかま分け(セキツイ動物の5つのなかま、節足動物と軟体動物)。年度によって、実験器具の使い方や金属・密度が加わります。
要点と覚え方・解き方のコツ
観察器具は「動かすもの」で覚えます。ルーペは目に近づけて持ったまま、観察するもの(動かせなければ自分の顔)を前後に動かします。顕微鏡の倍率は「接眼レンズの倍率 × 対物レンズの倍率」です。ピントは、横から見ながら対物レンズとプレパラートをいったん近づけ、接眼レンズをのぞきながら「遠ざけながら」合わせます。近づけながらだとプレパラートを割るおそれがあるからで、この理由は記述で問われたことがあります。
植物の分類は、枝分かれ図を自分で書けるようにするのが近道です。「種子をつくるか」→「胚珠が子房の中にあるか(被子植物か裸子植物か)」→「子葉が1枚か2枚か(単子葉類か双子葉類か)」の順に分けます。単子葉類は葉脈が平行脈で根はひげ根、双子葉類は葉脈が網状脈で根は主根と側根、とセットで覚えます。シダ植物は葉の裏の胞子のうで胞子をつくり、葉・茎・根の区別があります。コケ植物にはその区別がなく、仮根はからだを地面に固定するはたらきが中心で、水はからだの表面から取り入れます。
動物は、セキツイ動物の5つのなかまを比べる表を、白紙から書けるようにします。比べる観点は「呼吸のしかた」「体の表面」「子の生まれ方」「体温」の4つです。両生類だけが、子はえらと皮ふ、親は肺と皮ふで呼吸します。ここが表の穴埋めで最もよく狙われます。無セキツイ動物は、節足動物が「外骨格でおおわれ、体やあしに節がある」、軟体動物が「内臓が外とう膜で包まれている」と、指定語句を入れて説明できるようにしておきます。昆虫類のあしは胸部に3対6本です。
こんな問題が出ます
問1 接眼レンズに「15×」、対物レンズに「10」と書かれた顕微鏡で観察しました。このときの倍率は何倍ですか。
【答】150倍
解くポイント:倍率は接眼レンズと対物レンズの倍率のかけ算です。15+10=25倍としてしまう誤りが多いので注意します。
問2 トウモロコシの葉脈のようすと、根のつくりをそれぞれ何といいますか。
【答】葉脈:平行脈 根:ひげ根
解くポイント:トウモロコシは子葉が1枚の単子葉類です。「単子葉類=平行脈+ひげ根」をひとまとまりで覚えておくと、植物の名前から順にたどって答えられます。
問3 ハチュウ類や鳥類の卵には殻があり、魚類や両生類の卵には殻がありません。陸上にうむ卵に殻がある理由を簡単に説明しなさい。
【答】陸上は乾燥しているため、卵の中の水分が失われるのを防ぐため。
解くポイント:「乾燥」という言葉を必ず入れます。水中と陸上の環境の違いを比べて書く問題で、似た趣旨の記述が繰り返し出ています。
この回の対策の優先順位
まず、セキツイ動物の比較表と植物の分類図を白紙から書けるようにします。次に、顕微鏡の操作の順番と、その理由(なぜ遠ざけながらピントを合わせるか)を言えるようにしましょう。
第2回定期考査(9月)
この回で出やすい単元
ガスバーナーの使い方、金属の性質、密度、有機物と無機物、電子てんびんと薬包紙の使い方、気体の性質と集め方、水溶液と質量パーセント濃度、ろ過。年度によって、状態変化・溶解度・蒸留もこの回に入ります。
要点と覚え方・解き方のコツ
ガスバーナーは、ねじの位置から覚えます。上が空気調節ねじ、下がガス調節ねじです。火をつけるときは、二つのねじが閉まっているのを確かめる → 元栓を開ける → コックを開ける → マッチの火を近づけてからガス調節ねじを開く → ガス調節ねじを押さえたまま空気調節ねじを開き、青い炎にする、の順です。並べ替えでは、最初の「閉まっていることを確かめる」と、「マッチを近づけるのはガス調節ねじを開く前」の2か所で誤りが出ます。
密度は「質量 ÷ 体積」で、単位は g/cm³(グラム毎立方センチメートル)です。体積はメスシリンダーで、液面の平らなところを真横から見て、1目盛りの10分の1まで読みます。物体を入れる前と後の目盛りの差が、物体の体積です。求めた密度を表と照らし合わせて金属を答える問題は、二之江中の第2回で最もよく出る型の一つです。液体より密度が小さい物体は浮き、大きい物体は沈む、という判断もセットで問われます。
質量パーセント濃度は「溶質の質量 ÷ 溶液の質量 × 100」です。溶液の質量は「溶質+溶媒(水)」です。分母に水の質量だけを入れてしまう誤りが最も多いので、式を書くときに分母を「溶質+水」と書いてから数字を入れるようにします。
気体は、性質の表から気体名を判断できるようにします。刺激臭があり水によく溶け、空気より軽いのはアンモニアで、水溶液はアルカリ性(BTB溶液は青色)です。集め方は「水に溶けにくい → 水上置換法」「水に溶けやすく空気より軽い → 上方置換法」「水に溶けやすく空気より重い → 下方置換法」の順で判断します。刺激臭のある気体のかぎ方(手であおぐ)も記述で出ています。
こんな問題が出ます
問1 ある金属のかたまりの質量は31.6gでした。水を40.0cm³入れたメスシリンダーにこの金属を沈めると、目盛りは44.0cm³になりました。この金属の密度を求め、鉄(7.87g/cm³)、銅(8.96g/cm³)、アルミニウム(2.70g/cm³)のどれと考えられるか答えなさい。
【答】7.9g/cm³、鉄
解くポイント:体積は44.0−40.0=4.0cm³です。31.6÷4.0=7.9なので、最も近い鉄と判断します。体積を44.0のまま割ってしまわないこと、単位をつけることの2点を確認します。
問2 水180gに砂糖20gを溶かした砂糖水の質量パーセント濃度は何%ですか。
【答】10%
解くポイント:溶液の質量は180+20=200gです。20÷200×100=10%。20÷180で計算すると誤りになります。
問3 ガスバーナーの炎がオレンジ色で、炎の大きさはちょうどよい状態です。青い炎にするには、どのねじを、どのように操作すればよいですか。
【答】ガス調節ねじを押さえたまま、空気調節ねじだけを少しずつ開く。
解くポイント:炎がオレンジ色なのは空気が足りないためです。上にある空気調節ねじを開きます。ガス調節ねじまで一緒に回ると炎の大きさが変わってしまうので、押さえておくところまで書けると確実です。
この回の対策の優先順位
ガスバーナーの手順と名称を、どの回でも答えられる状態にします。そのうえで、密度と質量パーセント濃度の計算を、単位をつけて毎日数問ずつ解きましょう。
第3回定期考査(11月)
この回で出やすい単元
状態変化(加熱したときの温度のグラフ、融点・沸点)、蒸留、溶解度と再結晶、光(反射の法則、乱反射、屈折、全反射、凸レンズによる像と作図、全身を映す鏡の長さ)、音(振幅と振動数、波形の比較、音の速さの計算)。年度によって、力の単元がこの回に入ります。
要点と覚え方・解き方のコツ
状態変化のグラフは、温度が上がらない「平らな部分」に注目します。氷を加熱すると、0℃で温度が止まる区間があり、このとき加えた熱は氷をとかすことに使われています。この区間は「固体と液体が混ざった状態」です。この理由を書く記述と、各区間の状態を選ぶ問題がセットで出ます。蒸留では、沸騰石は急な沸騰を防ぐために入れ、温度計の液だめは枝つきフラスコの枝の付け根の高さに置きます。水とエタノールの混合物を加熱すると、はじめに出てくる液体には沸点の低いエタノールが多く含まれます。
溶解度は「水100gに溶ける最大の質量」です。問題の水が50gや200gのときは、まず溶解度をその水の量に合わせて換算します。たとえば水が200gなら、溶解度を2倍にします。冷やしたときに出てくる結晶の質量は、「高い温度で溶けていた量 − 低い温度で溶けられる量」です。食塩は温度による溶解度の変化が小さいため、冷やしても結晶がほとんど出てきません。そこで、食塩を取り出すには水を蒸発させます。
光の作図は、定規で引くことが前提です。反射は「入射角=反射角」で、鏡に垂直な線を先に引いてから角度をそろえます。屈折は「空気からガラス(水)へ進むと、境界面に近づくように折れ(入射角>屈折角)」、逆向きでは境界面から離れるように折れます。ガラスや水から空気へ進むとき、入射角を大きくすると光が外へ出ずにすべて反射するのが全反射です。向きを逆に覚えている生徒が多いので、「全反射は、ガラス・水の中から外へ出るとき」と短く覚えます。凸レンズの像は、物体を焦点距離の2倍の位置に置くと、反対側の2倍の位置に同じ大きさの逆さの実像ができます。2倍より遠いと小さく、焦点との間なら大きくなり、焦点の内側では実像ができず大きな虚像が見えます。
音は、振幅が大きいほど大きい音、振動数が多いほど高い音です。波形の図では、山の高さで大きさを、一定時間に入る波の数で高さを比べます。音の速さの計算は「距離 ÷ 時間」が基本ですが、反射して戻ってくる音は往復の距離になることに注意します。
こんな問題が出ます
問1 ある物質は、水100gに40℃で60g、20℃で30gまで溶けます。40℃の水200gにこの物質を溶けるだけ溶かし、20℃まで冷やしました。出てくる結晶は何gですか。
【答】60g
解くポイント:水が200gなので、溶ける量は40℃で120g、20℃で60gです。120−60=60g。水100gのときの差(30g)をそのまま答えないよう、最初に水の量で換算します。
問2 身長150cmの人が、自分の全身を鏡に映すために必要な鏡の長さは、最低何cmですか。また、鏡から離れると、必要な長さはどうなりますか。
【答】75cm、変わらない
解くポイント:必要な長さは身長の半分です。鏡からの距離には関係しません。離れるほど長い鏡が必要だと考えてしまう誤りが多い問題です。
問3 雷が光ってから4秒後に音が聞こえました。音の速さを340m/sとすると、雷が発生した場所までの距離は何mですか。
【答】1360m
解くポイント:光はほぼ一瞬で届くので、音が届くまでの4秒をそのまま使い、340×4=1360mです。反射音(やまびこ)の問題では往復の距離になるので、片道は半分になります。
この回の対策の優先順位
光の作図(反射・屈折・凸レンズ)を定規で描く練習を先にします。次に、溶解度の換算と結晶の量の計算、状態変化のグラフの読み取りを、型として解けるようにしましょう。
第4回定期考査(2月)
この回で出やすい単元
力(力の3つのはたらき、力の種類、2力のつり合いの3条件、重力と垂直抗力、力の矢印の作図、ばねののびとフックの法則、重さと質量)、大地の変化(火山の形とマグマのねばりけ、火成岩と鉱物、地震のゆれと伝わり方、緊急地震速報、プレート)。年度によって、地層のでき方が入ります。
要点と覚え方・解き方のコツ
力の矢印は「作用点・向き・大きさ」の3つを正しく描きます。100gの物体にはたらく重力を1Nとして、1目盛りの大きさに直します。重力の作用点は物体の中心、垂直抗力や手で押す力は、物体と接している面に作用点を置きます。重力と垂直抗力は、同じ作用点から反対向きに描くとずれるので、「重力は真ん中、面から受ける力は面の上」と覚えます。2力のつり合いの条件は「同じ直線上にある」「大きさが等しい」「向きが反対」の3つです。重さは場所によって変わり、月面では地球上の約6分の1になりますが、質量は変わりません。上皿てんびんの分銅は月面でも同じ数でつり合う、という問題も出ています。
ばねののびは、ばねを引く力に比例します(フックの法則)。グラフをかくときは、横軸に「力の大きさ〔N〕」、縦軸に「ばねののび〔cm〕」をとり、点を打ってから、点のなるべく近くを通る直線を原点から引きます。点を折れ線で結んでしまうのが典型的な誤りです。ばねの「長さ」と「のび」を区別することも欠かせません。
火山は、マグマのねばりけを中心に整理します。ねばりけが強いと、盛り上がった形の火山になり、溶岩や火山灰は白っぽく、噴火は激しく爆発的になります。ねばりけが弱いと、傾斜のゆるやかな形で、黒っぽく、おだやかに溶岩を流す噴火です。火成岩は、地表付近で急に冷えた火山岩が「斑状組織(斑晶と石基)」、地下深くでゆっくり冷えた深成岩が「等粒状組織」です。
地震は、計算の型を一つ持っておきます。初期微動を伝えるのがP波、主要動を伝えるのがS波で、P波のほうが速く伝わります。初期微動継続時間は震源からの距離に比例します。2つの地点の「距離の差 ÷ ゆれが始まった時刻の差」で波の速さを求め、そこから発生時刻をさかのぼって求めます。
こんな問題が出ます
問1 20gのおもりをつるすと1.5cmのびるばねがあります。このばねに100gのおもりをつるすと、のびは何cmになりますか。また、そのときばねを引く力は何Nですか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとします。
【答】7.5cm、1N
解くポイント:おもりの質量が5倍なので、のびも5倍の7.5cmです。ばねの「長さ」を聞かれたときは、もとの長さを足す必要があるので、問題文がどちらを聞いているかを先に確かめます。
問2 P波の速さが6km/s、S波の速さが3km/sの地震で、震源から60km離れた地点の初期微動継続時間は何秒ですか。
【答】10秒
解くポイント:S波は60÷3=20秒後、P波は60÷6=10秒後に届きます。その差の10秒が初期微動継続時間です。
問3 マグマのねばりけが強い火山について、火山の形、溶岩の色、噴火のようすをそれぞれ答えなさい。
【答】盛り上がった形(ドーム状)、白っぽい、激しく爆発的な噴火
解くポイント:形・色・噴火のようすは、ねばりけの強弱で一度に決まります。どれか一つから残りを連想できるようにしておくと、火山の名前から形を選ぶ問題にも対応できます。
この回の対策の優先順位
力の矢印の作図と、ばねのグラフのかき方を先に練習します。次に、火山のねばりけの表と、地震の速さ・時刻を求める計算を、型として解けるようにしましょう。
つまずきやすいポイント・よくある失点
- ガスバーナーの上下のねじを取り違える。
名称を答える問題と手順の並べ替えの両方で点を落とします。毎回のように出るので、失点の影響が大きいところです。 - 単位・漢字・定規のルールで落とす。
密度の単位を書かない、「蒸留」や「屈折」の漢字を誤る、光の作図をフリーハンドで描く。分かっていても点にならない失点です。 - 濃度と溶解度で、基準の量を取り違える。
濃度の分母に水だけを入れる、溶解度を水100g以外の量に換算しない、という2つの誤りが計算問題の多くを占めます。 - グラフを折れ線で結ぶ、軸に単位を書かない。
要素ごとに採点される場合、一つずつ点を失います。 - 記述で指定語句を使わない、問われた観点に触れない。
「乾燥」「振動」「溶解度」などの語を入れること、形・色・ねばりけなどの観点すべてに触れることが条件になっています。
今日からできる対策・勉強法
- 範囲表で単元名を確かめてから、勉強する単元を決める。
二之江中は回ごとの範囲が年度で前後するので、先輩の「第◯回」ではなく、単元名で教科書とワークのページを選びます。 - ガスバーナーの図を見ずに、手順と名称を書けるか毎回テストする。
どの回の前にも1分で確認できます。 - 計算は「式→数字→単位」の順で書く。
密度・濃度・溶解度・音の速さ・ばね・地震の6種類について、ワークの計算問題を毎日2問ずつ解きます。 - 比較表と分類図を白紙に書く。
セキツイ動物の表、植物の分類図、火山のねばりけの表、気体の性質の表は、何も見ずに書けるまで繰り返します。 - 作図とグラフは、定規を使って本番と同じように描く。
光の道筋、凸レンズの像、力の矢印、ばねのグラフを、テスト前に一度ずつ描いておきます。 - 記述は「結論+理由」を一文で書く練習をする。
ワークの「説明しなさい」の問題で、模範解答の指定語句に線を引き、自分の答えに同じ語が入っているかを確認します。
やり方が分かっても、点にするまでには壁があります
ここまでで、二之江中の中1理科で何が出て、どう解けばよいかは見えてきたと思います。ただ、それを毎回のテストで点に変える段階には、一人では越えにくい壁があります。
一つは、範囲が前後する学校で、今回どこを優先するかを決めにくいことです。範囲表には単元名が並ぶだけで、どの型がどれくらい出るかは書かれていません。過去のテストを通して見ていないと、ガスバーナーのように範囲外に見えて出る問題や、毎年ほぼ同じ形で出る問題に気づけません。
二つ目は、記述と作図の答案を、自分で採点しにくいことです。理由の記述は、解答例を読むと「だいたい合っている」と感じてしまいます。指定語句が入っているか、観点に触れているかを、第三者の目で確かめる必要があります。定規を使った作図も、どこがずれているかは本人には見えにくいものです。
三つ目は、計算で手が止まったときに、どこまで戻ればよいか分からないことです。濃度の計算でつまずく原因が、割合の考え方にあることも少なくありません。
東都ゼミナールでは、二之江中の過去のテストの傾向をふまえ、範囲表から今回優先する単元と型を一緒に確認します。記述の答案は講師が添削し、作図とグラフは本人が描いたものをその場で確かめます。授業とは別に演習日があり、計算で止まったところは質問しながら解き直すことができます。
保護者の方へ
理科でつまずき始めると、家庭からは次のような様子が見えることがあります。ワークの用語の欄は埋まっているのに、計算や「説明しなさい」の欄だけ空いている。定規を使わずに図を描いている。テストが返ってくると「覚えたところは合っていた」と言うけれど、点数は思ったほど伸びていない。こうした様子が続く場合は、暗記の量ではなく、計算・記述・作図の解き方が固まっていない可能性があります。
保護者の方が理科を教える必要はありません。密度の計算や凸レンズの作図を覚えていなくても大丈夫です。家庭でできるのは、たとえば「今回のテストで、点を落としたのは用語?計算?説明の問題?」と、問題の種類を聞いてみることです。「次のテストの範囲表、もう見た?どの単元が入ってた?」と範囲を一緒に確かめるだけでも、勉強を始める場所がはっきりします。
江戸川区で長年、地元の中学生を指導してきた立場から言うと、中1の理科で計算と記述に慣れておいた生徒は、中2の電流や化学変化の計算に入っても崩れにくい傾向があります。当塾の指導の積み重ねは、これまでの合格実績としてまとめています。
まとめ
二之江中学校の中1理科は、単元が入る回が年度によって前後する一方で、ガスバーナーの手順、密度で金属を見分ける問題、溶解度の計算、光の作図、力の矢印、地震の計算など、同じ型の問題が繰り返し出ています。おおまかには、第1回が生物と観察、第2回が身のまわりの物質、第3回が状態変化・光・音、第4回が力と大地です。範囲表で単元を確かめたうえで、用語の暗記に加えて、計算・記述・作図を本番と同じ形で練習しておくことが得点につながります。
二之江・船堀エリアで、学校ごとの傾向をふまえた理科のテスト対策を探している方は、船堀・一之江エリアの中学生向け 定期テスト対策と学習相談もあわせてお読みください。
よくある質問(FAQ)
Q. 二之江中の中1理科の定期テスト対策は、いつから始めればいいですか?
A. 範囲表が配られたらすぐに、単元名を確かめるところから始めてください。二之江中は回ごとの範囲が年度で前後するため、範囲表を見るまで対策の中身が決まりません。そのうえで、用語と比較表を先に終え、テスト前の1週間は計算・記述・作図に時間を割くと、配点の大きい問題にも手が回ります。
Q. 理科の計算問題が苦手です。どこから練習すればいいですか?
A. 中1の理科の計算は、密度・質量パーセント濃度・溶解度・音の速さ・ばね・地震の6種類にほぼ集まります。まずは密度と濃度の公式を、単位まで含めて書けるようにしてください。この2つは割合の考え方の土台で、ここが固まると溶解度の計算も解きやすくなります。
Q. 二之江中の理科の平均点はどれくらいですか?
A. 学校が公表する平均点については、当塾では把握しておりません。平均点よりも、用語・計算・記述・作図のどの種類で点を落としたかを確認するほうが、次のテストの得点につながります。
Q. 体験授業だけ受けて、入塾しなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。東都ゼミナールでは、通常授業と演習日を含む2週間の無料体験授業をご用意しています。受けてみて入塾が難しいと判断された場合は、お電話1本でお断りいただけます。お問い合わせフォームには「無料学習相談(入塾しなくてもOK)」の選択肢もあります。
Q. 二之江中に通っていますが、理科のテストの傾向を把握していますか?
A. はい。当塾では二之江中学校の定期テストを継続的に収集し、出題の傾向を分析しています。中1理科では、範囲の入る回が年度で前後すること、ガスバーナーや密度、光の作図、力の矢印などの型が繰り返し出ていることを把握したうえで、指導に生かしています。
Q. 部活が忙しくて、塾に通えるか心配です。
A. 通う曜日や時間、演習日の使い方などは、部活動の予定もふまえてご相談ください。受付は月〜土の14:00〜22:00です(日・祝日は定休)。
【二之江中の理科でお悩みの保護者様へ】
「用語は覚えているのに、計算や説明の問題になると空欄が目立つ」 「範囲が広くて、子どもがどこから手をつけているのか分からない」
東都ゼミナールでは、二之江中のテストの傾向をふまえ、範囲表から今回優先する単元を決め、計算・記述・作図のどこで点を落としているかを答案から一緒に確かめるところから始めます。
通常授業と演習日を含む2週間の無料体験授業をご用意しています。実際に受けてみて入塾が難しいと判断された場合は、お電話1本でお断りいただいてかまいません。無理な勧誘は一切いたしません。
入塾を決めていない段階での学習相談だけでも受け付けています。



