「文法は解けるのに、資料の問題になると手が止まる」ということはありませんか
松江第一中学校(松江一中)の中2英語では、単語や文法の問題は解けるのに、予定表やグラフ、価格表といった資料を読み取ってから英文を完成させる問題になると、急に手が止まってしまうという声をよく聞きます。この学校の定期テストでは資料を絡めた出題がほぼ毎回登場しており、文法を単体で覚えるだけでは対応しきれない設計になっています。
当塾・東都ゼミナールは一之江に教室を構え、船堀・松江・二之江エリアから通う生徒さんも多い塾です。松江第一中学校の定期テストの過去問を実際に読み比べ、資料が絡む問題も含めて「回ごとにどう対策すればよいか」を整理しました。
最終更新:2026年9月
松江一中 中2英語の通年の傾向
複数年度にわたって松江第一中学校の定期テストを読み比べ、回ごとの出題のしかたを整理しました。
- 1学期末(6月)は時制(過去形・過去進行形・未来形)の定着確認が中心で、予定表やトーナメント表を使った対話文読解とセットで出ます。
- 2学期中間(9月)は不定詞・動名詞が主役になり、「stopやforgetのあとがto不定詞か動名詞かで意味が変わる」ようなニュアンスの違いを問う問題が目立ちます。
- 2学期期末(11月)は比較表現と受動態が中心で、資料読解と条件英作文まで揃う、最もボリュームの大きい回です。
- 学年末(2月)は現在完了(経験・完了・継続)が主役になります。
- 多くの回で「知識・技能」と「思考・判断・表現」の配点が別に設けられており、資料読解や条件英作文など、文法を覚えただけでは得点できない設問に独立した配点が割り振られています。単元の暗記だけに時間を使うと、この部分を取りこぼしやすくなります。
テスト回ごとの出る内容・解き方・出題例
第1回定期考査(6月)
この回で出やすい単元
時制(過去形・過去進行形・未来形)、予定表やトーナメント表を使った対話文読解、依頼・許可表現
要点と覚え方・解き方のコツ
過去形と過去進行形は、「その動作が終わっているか、ある時点で進行中だったか」で見分けます。「〜したとき」の文の中でもう一方の動作が続いていた場合は過去進行形(was/were+ing)を使う、という基準で判断すると迷いません。
未来形はwillとbe going toの使い分けが問われます。willはその場で決めた・思いついたこと、be going toは前から決まっている予定を表します。予定表を見て答える問題では、資料に書かれている内容がすでに決まっている予定なので、be going toを使う場面が多くなります。
依頼・許可の表現は、Could you〜?のほうがCan you〜?よりも丁寧、May I〜?は自分がしてよいかを尋ねる表現、という違いを押さえておくと、対話文の空所補充で選択肢を絞りやすくなります。
こんな問題が出ます
問1 次の日本語を英語にしなさい。「私が彼女に電話をしたとき、彼女は宿題をしていました。」
【答】When I called her, she was doing her homework.
解くポイント:もう一方の動作が進行中だったことを表すので、過去進行形(was doing)を使います。
問2 次の週間予定表を見て、質問に英語で答えなさい。(土曜日の欄に「映画」と書かれている)Q: What is Ken going to do on Saturday?
【答】He is going to watch a movie on Saturday.
解くポイント:資料にすでに書かれている予定を答えるので、willではなくbe going toを使います。
問3 次の日本語を英語にしなさい。「すみませんが、もう一度言っていただけますか。」
【答】Excuse me, but could you say that again?
解くポイント:丁寧な依頼はCould you〜?で表します。Can you〜?よりも丁寧な言い方です。
この回の対策の優先順位
過去形と過去進行形の使い分けを教科書の例文で確認する→予定表を使った対話文で「誰の・いつの予定か」を先に読み取る練習をする。
第2回定期考査(9月)
この回で出やすい単元
不定詞(名詞的・形容詞的・副詞的用法)、動名詞(主語用法)、意味の違いを問う書き換え
要点と覚え方・解き方のコツ
不定詞の3用法は、次の順で確認すると見分けやすくなります。まず、to+動詞の形が文の主語や目的語になっていれば名詞的用法です。次に、直前の名詞を修飾していれば形容詞的用法です。どちらにも当てはまらず、動詞や文全体の意味を補っていれば副詞的用法と判断します。
動名詞と不定詞は、同じ動詞のあとに続いても意味が変わることがあります。stopのあとにdoingが続くと「〜するのをやめる」、to doが続くと「〜するために立ち止まる」という別の意味になります。forgetも同じ構造で意味が変わるため、動詞ごとにセットで覚えておくと安心です。
動名詞が主語になるときは、単数として扱われるのでbe動詞はisを使う、という点も書き換え問題でよく問われます。
こんな問題が出ます
問1 次の英文の下線部(to do)の用法を答えなさい。I have a lot of things to do today.
【答】形容詞的用法
解くポイント:to doの直前にある名詞(things)を修飾しているので、形容詞的用法です。
問2 次の2文は意味が異なります。それぞれの意味の違いがわかるように日本語にしなさい。(1) He stopped smoking. (2) He stopped to smoke.
【答】(1) 彼はタバコを吸うのをやめた。(2) 彼はタバコを吸うために立ち止まった。
解くポイント:stopのあとが動名詞か不定詞かで、行為をやめたのか、行為をするために止まったのかが逆になります。
問3 次の日本語を英語にしなさい。「日本語を学ぶことは私にとって難しいです。」
【答】Learning Japanese is difficult for me.
解くポイント:動名詞が主語のときは単数扱いになるので、be動詞はisを使います。
この回の対策の優先順位
不定詞3用法の見分け方を「主語・目的語になるか→名詞を修飾するか→それ以外か」の順で練習する→stop・forgetなど意味が変わる動詞をセットで確認する。
第3回定期考査(11月)
この回で出やすい単元
比較表現(比較級・最上級・as〜as・倍数表現)、受動態(be made of/from、be known as/forなど)、資料読解、条件英作文
要点と覚え方・解き方のコツ
比較の書き換え問題は、反対の意味の形容詞に変えると、主語と比較対象の順番も入れ替わる、という点が失点しやすいポイントです。「Aのほうが簡単」を「Bのほうが難しい」に書き換えるときは、形容詞をdifficultに変えるだけでなく、主語もBに変える必要があります。
倍数表現は「〜times as … as」という型が基本で、2倍だけはtwiceという特別な言い方になります。表やグラフから数値を読み取って倍数表現の英文を作る問題では、まず何と何を比べているのかを資料上で確認してから英文を組み立てると失点を防げます。
受動態の前置詞は、be made ofは見た目で材料がわかる場合、be made fromは加工されて見た目からは材料がわかりにくい場合に使います。be known asは「〜として知られている」、be known forは「〜で知られている」という違いも整理しておきましょう。
こんな問題が出ます
問1 次の英文を、下線部の形容詞を反対の意味に変えて書き換えなさい。This book is easier than that one. → That book is ( ).
【答】That book is more difficult than this one.
解くポイント:形容詞を反対の意味に変えると、主語と比較対象(thanのあとの語)も入れ替わります。
問2 次の日本語を英語にしなさい。「この机は木でできています。」
【答】This desk is made of wood.
解くポイント:見た目で材料(木)がわかる場合はmade ofを使います。
問3 次の表を見て、日本語を英語にしなさい。(表:Aさんの身長160cm、Bさんの身長80cm)「Aさんの身長はBさんの2倍です。」
【答】A is twice as tall as B.
解くポイント:2倍はtwice as 〜 as、3倍以上はthree times as 〜 asのように表します。
この回の対策の優先順位
比較の書き換えは「形容詞を変えたら主語も変わる」をセットで練習する→受動態の前置詞(of/from/as/for)を熟語として覚える→資料読解は先に何と何を比べているかを確認する。
第4回定期考査(2月)
この回で出やすい単元
現在完了(経験・完了・継続)、否定文・疑問文への書き換え
要点と覚え方・解き方のコツ
現在完了は「have/has+過去分詞」の形で、3つの意味を目印になる語で見分けます。ever・neverがあれば経験、for・sinceがあれば継続、already・yetがあれば完了、という対応で覚えると和文英訳のときに迷いません。
「行ったことがある」はhave been to、「行ってしまって今ここにいない」はhave gone toという違いも、経験と完了を区別するうえで重要です。
否定文ではalreadyがyetに変わる点も失点しやすいところです。「もう〜した」の否定文は「まだ〜していない」になるので、alreadyのままにせずyetに置き換えます。
こんな問題が出ます
問1 次の日本語を英語にしなさい。「私はオーストラリアに一度行ったことがあります。」
【答】I have been to Australia once.
解くポイント:経験を表すhave been toを使います。回数を表すonceは文末に置きます。
問2 次の日本語を英語にしなさい。「あなたはどのくらいの間ここに住んでいますか。」
【答】How long have you lived here?
解くポイント:期間をたずねる疑問文はHow long+現在完了の形にします。
問3 次の英文を否定文にしなさい。I have already finished my homework.
【答】I haven’t finished my homework yet.
解くポイント:完了の否定文では、alreadyをyetに変えます。
この回の対策の優先順位
経験・継続・完了を目印になる語とセットで覚える→have been toとhave gone toの違いを例文で確認する→否定文でalready→yetへの変換を反復する。
つまずきやすいポイント・よくある失点
- 不定詞を「to+動詞の原形」とだけ覚えてしまい、形容詞的用法と副詞的用法の見分けで迷う
- stopやforgetのあとが動名詞かto不定詞かで意味が変わることに気づかず、和訳・英作文の両方でニュアンスを取り違える
- 比較の書き換えで反対の形容詞に変えたのに、主語と比較対象を入れ替え忘れる
- be made of/fromの使い分けや、be known as/forの前置詞を覚えないまま受動態の文を書いてしまう
- 現在完了の否定文でalreadyをそのまま使い、yetへの書き換えを忘れる
- 表やグラフの数値を読み間違えたまま、比較表現の英文を組み立ててしまう
今日からできる対策・勉強法
- 各回の主役文法から着手する:6月は時制、9月は不定詞・動名詞、11月は比較・受動態、2月は現在完了というように、直近のテスト範囲の中心になりやすい文法から復習を始めましょう。
- 資料読解は先に数字や項目に印をつける:予定表やグラフが出てきたら、設問で聞かれている数字や日付に先に印をつけてから、本文や資料の対応箇所を探す習慣をつけます。
- 書き換え問題は手を動かして手順をなぞる:比較表現や受動態の書き換えは、頭の中だけで済ませず、実際に書いて手順を繰り返し練習します。
- 条件英作文は語数を数える習慣をつける:「3文・5語以上」のような条件を満たせているか、書いたあとに指で数えて確認する習慣をつけましょう。
やり方が分かっても、つまずくのはここから
- 優先順位がつけられない:範囲表の文法事項は同じ重さに見えますが、実際の配点は「知識・技能」と「思考・判断・表現」に分かれており、資料読解と組み合わさりやすい文法ほど配分を厚くすべきです。これは過去問を通しで見ないと判断しづらい部分です。
- 「わかったつもり」を自分では検知できない:不定詞と動名詞の意味の違いは、解説を読んで納得しても、いざ自分で英文を組み立てると出てこないことがあります。誰かに問題を出してもらわないと気づきにくいものです。
- 資料読解の複合問題の見直しがしづらい:表やグラフから正しい数値を拾えているか、比較表現と結びつける段階のどこで間違えたかは、自己採点だけでは特定しづらいところです。
当塾では、こうした「わかったつもり」を確認テストで洗い出し、資料読解でつまずいた箇所は解答用紙を見ながら一緒に確認しています。
保護者の方へ
教科書の資料やグラフが載っているページで手が止まっていたり、対話文の空所だけを埋めて内容を説明できなかったりする様子は、資料読解でつまずいているサインかもしれません。不定詞や動名詞の使い分けを、保護者様が細かく教える必要はありません。「今回のテスト範囲、資料を使う問題もあった?」「グラフの問題、どこまで自分で読み取れた?」といった、状況を聞く声かけだけでも、理解度を確認するきっかけになります。
江戸川区で長年、地元の中学生を指導してきた立場から言うと、資料読解でつまずく生徒さんの多くは、文法自体はすでに理解できているケースがほとんどです。実際に通う松江第一中学校の生徒さんやご家庭の声は実際に通う中学生とご家庭の声でご覧いただけます。
まとめ
松江第一中学校の中2英語は、時制・不定詞・動名詞・比較・受動態・現在完了といった文法を回ごとに使いこなせるかに加えて、資料を読み取って英文を完成させる力が問われる教科です。回ごとの解き方のコツを押さえ、出題例で実際に手を動かして練習すれば、着実に得点につながります。
お子様に合った対策の進め方を相談したい場合は、船堀・一之江エリアで定期テスト対策に力を入れている塾の無料学習相談も受け付けています。
よくある質問(FAQ)
Q. 松江第一中学校の中2英語の定期テスト対策はいつから始めればいいですか? A. テスト範囲が発表されてから慌てて始めるより、日頃から各回の中心になりやすい文法(時制・不定詞・動名詞・比較・受動態・現在完了)を一つずつ定着させておくほうが安心です。
Q. 英語が苦手でも今から間に合いますか? A. 苦手な単元によりますが、資料読解と組み合わさりやすい比較表現・受動態・現在完了を重点的に復習すると、得点につながりやすい傾向があります。
Q. 松江第一中学校の英語の平均点はどれくらいですか? A. 学校が公表する平均点については、当塾では把握しておりません。過去問の傾向から「出やすい単元」はお伝えできます。
Q. 体験授業だけ受けて、入塾しなくても大丈夫ですか? A. 2週間の無料体験授業をご用意しており、実際に受けてみて入塾が難しいと判断された場合はお電話1本でお断りいただけます。入塾を決めていない段階での学習相談だけでも受け付けています。
Q. 松江第一中学校に通っていますが、傾向を把握していますか? A. はい。複数年度にわたって松江第一中学校の定期テストを読み比べ、回ごとにどの文法が中心になるかを分析しています。
【松江第一中学校の中2英語でお悩みの保護者様へ】
「文法はひとつずつ理解できているようだけど、資料やグラフの問題になると急に手が止まってしまう…」 「不定詞や動名詞、比較や受動態と、覚えることがどんどん増えていって、どこから復習させればいいか分からない…」
当塾では、資料読解の複合問題も含めて、過去問の傾向に沿った確認テストと解き方の添削で対応しています。
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