松江一中3年生のの数学の特徴
数学の定期テストは、同じ範囲を勉強していても「解き方の型を知っているか」で得点差が大きく開きます。因数分解の手順、平方根の整理、証明の組み立て方——松江第一中学校(松江一中)の数学は、回ごとに「この型を押さえれば得点できる」というポイントがはっきりしている科目です。裏を返せば、やみくもに問題を解くより、回ごとの型を先に押さえたほうが効率よく点数につながります。
東都ゼミナールは一之江に教室を構え、船堀・松江・二之江エリアから通う生徒さんも多い塾です。松江第一中学校の過去問を継続的に分析し、第1回から第3回まで、各回で優先すべき解き方の型をまとめました。
松江第一中学校 数学の通年の傾向
本記事は2026年度版として過去問を分析した傾向をまとめています。
- 相似の証明・相似比・面積比/体積比がほぼ毎回登場します。
- 円周角の定理を使った角度問題は2学期期末に集中する傾向があります。
- 2次方程式(因数分解・平方根・解の公式)は2学期期末の定番です。
- 動く点の面積を求める問題が、形式を変えながら複数年度で繰り返し出題されています。
- 整数の性質に関する文字式証明(連続する整数の性質など)がほぼ毎年出題されます。
2023年度・2025年度のデータでは、思考・判断・表現(証明・説明を書く問題)の比重が増えている印象も見られました。
テスト回ごとの出る内容・解き方・出題例
第1回定期考査(6月)
① この回で出やすい単元:式の計算・展開・因数分解の基礎、1次方程式・連立方程式の復習、1次関数・反比例の変域、資料の活用
② 要点+覚え方・解き方のコツ
因数分解は「共通因数はないか→(x+a)(x+b)型で積と和を探す→乗法公式が使えないか」の順にチェックする型を持つと迷いません。展開は分配法則を1つずつ丁寧に、符号ミスに注意します。
変域の問題は、頭の中だけで考えず簡単なグラフを描いてxの範囲に対応するyの範囲を目で確認するのが近道です。反比例はグラフが双曲線になるため、xが大きいほどyが小さくなる(正の数の場合)ことを図でイメージしましょう。
③ こんな問題が出ます(出題例)
– 問い:次の式を因数分解しなさい。「x²+5x+6」
【答】(x+2)(x+3) 解くポイント:積が6・和が5になる2つの数(2と3)を探す。
– 問い:関数y=12/xについて、xの変域が3≦x≦6のときのyの変域を求めなさい。
【答】2≦y≦4 解くポイント:反比例はxが大きいほどyが小さくなるので、x=3で最大値y=4、x=6で最小値y=2。
④ 対策の優先順位:因数分解の型(共通因数→積と和→公式)を反復する→変域はグラフを描いて確認する習慣をつける→教科書の1次方程式・連立方程式を素早く正確に解けるようにする。
第2回定期考査(9月)
① この回で出やすい単元:平方根の計算・大小比較、整数の性質に関する文字式証明
② 要点+覚え方・解き方のコツ
平方根の計算は「素因数分解して2乗の組を外に出す」型で、根号の中を必ず最小の自然数にしてから計算するのが鉄則です。足し算・引き算は根号の中が同じ数どうしでしかできない点に注意しましょう。
整数の性質の証明は「連続する整数をnを使って2n、2n+1のように表す」という型を覚えておけば、多くの証明問題が同じ手順で解けます。差や和を求める式は、因数分解できないか一度立ち止まって確認すると計算が速くなります。
③ こんな問題が出ます(出題例)
– 問い:√18+√8 を計算しなさい。
【答】5√2 解くポイント:√18=3√2、√8=2√2 に直してから足す。根号の中を最小の自然数にしてから計算する。
– 問い:連続する2つの偶数において、大きい方の2乗から小さい方の2乗をひいた差は4の倍数になることを証明しなさい。
【答】小さい方の偶数を2nとすると、大きい方は2n+2。差は (2n+2)²-(2n)²=(4n+2)×2=4(2n+1) となり、4の倍数である。 解くポイント:差を「(A+B)(A-B)」の形に因数分解すると計算が速い。
④ 対策の優先順位:平方根の計算を素因数分解から素早くできるようにする→整数の性質の証明は「2n、2n+1」の型を暗記する→差や和の式は因数分解できないか確認する癖をつける。
第3回定期考査(11月)
① この回で出やすい単元:相似の証明、円周角、2次方程式、動く点の面積問題
② 要点+覚え方・解き方のコツ
相似の証明は「共通角・対頂角・平行線の錯角や同位角」のどれが使えるかをまず図の中から探す型を持つと組み立てやすくなります。円周角は「同じ弧に対する円周角は等しい」「中心角は円周角の2倍」の2つを図に書き込みながら確認しましょう。
動く点の問題は、①動いた時間(または距離)をxとおく→②各辺の長さをxの式で表す→③面積の公式に当てはめて方程式を作る、の3ステップで整理すると混乱しません。解が2つ出た場合は、どちらもxの変域内に収まっているか必ず確認します。
③ こんな問題が出ます(出題例)
– 問い:円Oにおいて、弧ABに対する中心角が80°のとき、弧AB上にない点Cから見た∠ACBの大きさを求めなさい。 【答】40° 解くポイント:円周角は中心角の半分になる。
– 問い:1辺10cmの正方形ABCDで、点PはAを出発してBまで秒速1cmでAB上を動く。点QはPと同時にBを出発し、同じ速さでBC上をCまで動く。△PBQの面積が8cm²になるのは出発してから何秒後か求めなさい。
【答】x秒後とすると、PB=10-x、BQ=x。面積の式は (10-x)×x÷2=8 より x²-10x+16=0、(x-2)(x-8)=0 で x=2, 8(どちらも変域内なので両方とも答え)。
解くポイント:動いた時間をxとして辺の長さを表し、面積の式を2次方程式にして解く。解が変域内に収まるか必ず確認する。
④ 対策の優先順位:相似の証明は使う条件(共通角・対頂角・錯角等)を図に書き込む練習をする→円周角と中心角の関係を図で繰り返し確認する→動く点の問題は3ステップの型で過去問を解き直す。
つまずきやすいポイント・よくある失点
- 因数分解・展開で、置換を使う複雑な式でのミス
- 平方根の計算で根号の中を最小の自然数にし忘れる、有理化のミス
- 2次方程式の解の公式を使う際の符号ミス、判別式の計算ミス
- 相似の証明で、対応する角・辺の記号の順序を誤る
- 動く点の問題で、時間経過に伴う図形の変化を式に落とし込めない
今日からできる対策・勉強法
- 第1回範囲は「型」で因数分解を素早く処理する:共通因数→積と和→公式の順にチェックする練習を教科書の練習問題で繰り返しましょう。
- 第2回範囲は平方根の素因数分解と整数証明の型を固める:根号を最小の自然数にする練習と、「2n、2n+1」で証明を組み立てる練習をセットで行います。
- 第3回範囲は相似の証明・円周角・動く点を過去問形式で反復する:特に動く点の問題は、辺の長さをxで表す練習を数多くこなすと対応力がつきます。
- 2次方程式は解の公式・因数分解・平方根の3つの解き方を使い分ける練習を:どの方法が最も速いか判断する練習をしておくと、本番で時間を節約できます。
保護者の方へ
数式や証明の細かい部分を保護者様が教える必要はありません。「今日はどの単元をやったの?」「動く点の問題、辺の長さをxで表せた?」といった声かけだけで、お子様が自分の理解を確認するきっかけになります。回ごとの型を覚えれば、着実に得点につながります。
まとめ
松江第一中学校の数学は、相似の証明・円周角・2次方程式・動く点の面積問題が組み合わさって出題される傾向があります。回ごとの解き方の型を押さえ、出題例で実際に手を動かして練習することが得点への近道です。
もし「うちの子に合った対策の進め方を相談したい」という場合は、一之江・船堀エリアの定期テスト対策に強い塾の無料学習相談もご検討ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 松江第一中学校の数学の平均点はどれくらいですか? A. 学校が公表する平均点については、当塾では把握しておりません。過去問の傾向から「出やすい単元」はお伝えできます。
Q. 定期テスト対策はいつから始めればいいですか? A. テスト範囲発表後に慌てて始めるより、日頃から単元ごとに定着させておくほうが安心です。特に相似・円周角など図形分野は、後の単元にもつながるため早めの復習がおすすめです。
Q. 数学が苦手でも今から間に合いますか? A. 苦手な単元によりますが、この学校の数学は相似の証明・円周角・2次方程式・動く点の問題が繰り返し出題される傾向があり、この4つの型を重点的に復習すると得点しやすくなります。
Q. 「動く点」の問題が苦手なのですが、対策はありますか? A. 出題形式がある程度パターン化されているため、「動いた時間をxとおいて辺の長さを表す」練習を繰り返すことで対応しやすくなります。過去問を使った反復練習が効果的です。
【松江第一中学校の定期テスト対策でお悩みの保護者様へ】
相似の証明や動く点の問題など、複数の単元が絡み合う応用問題は「型」を知らないと伸び悩みやすいところです。
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