「今回のテスト範囲、生物?化学?」——実は回ごとに出る分野が決まっています
理科は生物・化学・物理・地学と範囲が広く、「結局どこを勉強すればいいのか」が見えにくい教科です。
しかし松江第一中学校(松江一中)の理科を年度をまたいで見ると、実は回ごとに出やすい分野がはっきり決まっています。
第1回は生物、第2回は化学、第3回は物理と地学という具合です。
この「型」を知っているだけで、テスト前にやるべきことがぐっと絞り込めます。
当塾・東都ゼミナールは一之江に教室を構え、船堀・松江・二之江エリアから通う生徒さんも多い塾です。
松江第一中学校の過去の定期テストを継続的に分析し、テスト回ごとにどう解けば得点できるかをまとめました。
松江第一中学校 理科の通年の傾向
本記事は2026年度版として、2018〜2025年度に実施された過去問(6年度・16回分)を分析した傾向をまとめています。
- 理科A・理科Bの体制で実施され、回ごとに扱う分野が決まっています。
- 第1回(6月)は生物分野が中心:細胞分裂・生殖・遺伝の規則性が毎年出題されます。
- 第2回(9月)は化学分野が中心:酸・アルカリの中和、イオン、電池が定番です。
- 第3回(11月)は物理分野+地学分野:運動の速さの計算、天体の動きが組み合わさります。
- グラフの選択・作図・計算問題の比重が高く、暗記だけでは対応しきれない実験思考型の出題です。
テスト回ごとの出る内容・解き方・出題例
第1回定期考査(6月)
この回で出やすい単元
細胞分裂の観察、生殖(有性生殖・無性生殖)、遺伝の規則性
要点+覚え方・解き方のコツ
体細胞分裂は「核の中に染色体が現れる→染色体が中央に並ぶ→両端に分かれる→2つの細胞になる」という順序を、図を見ながら言葉で言えるようにしておきます。
遺伝の計算は、丸(A)としわ(a)をかけ合わせた孫の代で「AA:Aa:aa=1:2:1」になる比を覚え、個数を聞かれたら全体を4等分してから丸(AA+Aa=3)としわ(aa=1)に配分する、という型で解きます。
こんな問題が出ます(出題例)
問1:丸い種子(Aa)どうしをかけ合わせてできた子が1200個できた。このうち丸い種子はおよそ何個か。
【答】約900個 解くポイント:AA:Aa:aa=1:2:1なので、丸(AA+Aa)は全体の4分の3。1200×3/4=900。
問い2:体細胞分裂の過程を表す次の3つの状態を、正しい順序に並べなさい。
「A:染色体が両端に分かれる」
「B:染色体が中央に並ぶ」
「C:2つの細胞になる」
【答】B→A→C 解くポイント:中央に並んでから両端に分かれ、最後に細胞質が分かれて2つになる、という順序を図とセットで覚える。
対策の優先順位
体細胞分裂の順序を図で説明できるようにする→遺伝計算の「1:2:1」の型を反復する→教科書の生殖・遺伝の重要語句を音読して覚える。
第2回定期考査(9月)
この回で出やすい単元
酸・アルカリの中和、イオン、電池
要点+覚え方・解き方のコツ
中和実験のイオンの変化グラフは、H⁺とOH⁻は結びついて水になるので中和点まで減り続け、Na⁺やCl⁻などは反応しないので増え続けるか一定のまま、という2パターンをまず区別する型を持つと選びやすくなります。
電池は「イオンになりやすい金属が−極(電子を放出する側)、なりにくい方が+極」という原則を覚えておけば、金属の組み合わせが変わっても対応できます。
こんな問題が出ます(出題例)
問1:塩酸にBTB溶液を加えると黄色になった。これに水酸化ナトリウム水溶液を少しずつ加えていくと緑色になった。このときに起こった反応を何というか。
【答】中和
解くポイント:酸とアルカリを混ぜ合わせて互いの性質を打ち消し合う反応を中和という。
問2:上の実験で、加えた水酸化ナトリウム水溶液の量とビーカー内の水素イオンの数の関係を表すグラフとして最も適切なものを選びなさい。(グラフ選択肢は省略)
【答】中和点まで一定の割合で減り続け、その後は0のまま変化しない形
解くポイント:H⁺は加えたOH⁻と結びついて減っていき、中和点で0になったあとは新たに増えない。
対策の優先順位
中和のイオングラフのパターンを整理して覚える→電池の−極・+極の判断ルールを反復する→BTB溶液の色と性質(酸性・中性・アルカリ性)の対応を確認する。
(この判別、教室では図とセットにした型でまとめて教えています。)
第3回定期考査(11月)
この回で出やすい単元
運動(記録テープの速さ計算)、力学的エネルギー、天体の動き(南中高度・季節変化)
要点+覚え方・解き方のコツ
記録テープの速さは「テープの長さ÷区切った時間」で求めます。1秒間に50打点する記録タイマーなら、6打点ごとに切ると1区間が0.1秒になる、という基本を先に押さえておくと計算で迷いません。
天体は「地軸が約23.4度傾いているために季節で南中高度が変わる」という1つの理由を軸に、夏至・冬至・春分秋分それぞれの太陽の動きを自分で図に描けるようにしておくと、応用問題にも対応しやすくなります。
こんな問題が出ます(出題例)
問1:1秒間に50打点する記録タイマーで、6打点ごとに切ったテープの長さが9cmだった。この間の台車の平均の速さは何cm/sか。
【答】90cm/s
解くポイント:6打点=0.1秒なので、9cm÷0.1秒=90cm/s。
問2:北緯35.6度の地点での、夏至の日の太陽の南中高度を求めなさい(地軸の傾きは23.4度とする)。
【答】77.8°
解くポイント:夏至の南中高度は「90-緯度+23.4」で求められる。公式を丸暗記するより、図を描いて理由を理解しておくと忘れにくい。
対策の優先順位
記録テープの速さ計算を数パターン練習する→天体の南中高度の公式を図とセットで理解する→力の合成・分解の作図を反復する。
つまずきやすいポイント・よくある失点
- 中和実験でイオンの数の変化を表すグラフの選択を誤る
- 遺伝の計算問題で比の計算を誤る
- 天体の位置関係(公転・自転・季節による変化)の空間把握を誤る
- 記録テープの速さ計算で、打点間隔や単位の扱いを誤る
今日からできる対策・勉強法
- 第1回範囲は体細胞分裂の順序と遺伝計算の型を反復する
教科書の図を見ながら、順序を声に出して説明する練習が効果的です。 - 第2回範囲はイオングラフの2パターンを整理して覚える
中和実験のグラフを自分でノートにまとめ直すと定着しやすくなります。 - 第3回範囲は記録テープの計算と天体の図を繰り返し描く
公式を覚えるだけでなく、図を自分の手で描く練習をしておきましょう。 - 理科A・理科Bの分冊ごとにノートを分けて整理する
回によって分野が変わるため、分野別に見返せるようにしておくと復習の効率が上がります。
保護者の方へ
理科は分野が多く、保護者様が内容を細かく教える必要はありません。
「今回のテスト範囲は生物?化学?」と聞くだけで、お子様が自分の理解を確認するきっかけになります。回ごとに出やすい分野の「型」を覚えれば、着実に得点につながります。
東都ゼミナールでは、指導実績や生徒・保護者の声を公開しています。下記ページもご覧ください。
まとめ
「回ごとに分野が変わる理科は、自己流で対策すると手薄な分野ができてしまうのでは」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
当塾は無理な勧誘は行わず、まずはお子様に合った対策の進め方だけでもお話しさせていただいています。
松江第一中学校の理科は、生物・化学・物理・地学の型を回ごとに押さえることが得点への近道です。
次の回に向けて何から手をつけるべきか気になる方は、一之江・船堀エリアの定期テスト対策に強い塾の無料学習相談にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 松江第一中学校の理科の平均点はどれくらいですか?
A. 学校が公表する平均点について、当塾では把握しておりますが公表はできません。過去問の傾向から「出やすい単元」はお伝えできます。
Q. 定期テスト対策はいつから始めればいいですか?
A. 理科は回ごとに扱う分野が変わるため、範囲発表を待たず、日頃の授業内容をその都度整理しておくほうが安心です。
Q. 理科が苦手でも今から間に合いますか?
A. 苦手な分野によりますが、この学校の理科は回ごとに出やすい分野が決まっているため、次の回で出る分野を先に押さえるだけでも得点しやすくなる可能性があります。
Q. 無料の学習相談は本当に無料ですか?無理に入塾を勧められませんか?
A. 無料学習相談・体験は費用がかかりません。無理な勧誘も行っておりませんので、対策の進め方だけを知りたいという方もお気軽にご利用いただけます。
【松江第一中学校の定期テスト対策でお悩みの保護者様へ】
回ごとに出やすい分野が決まっている理科は、「型」を知っているかどうかで対策の効率が大きく変わります。
詳しい指導内容や実績は、一之江・船堀エリアの定期テスト対策に強い塾の無料学習相談 をご覧ください。



