【大学受験英語】英作文をイチから勉強できる参考書

英語4技能入試が広まってきて、従来の「読む」・「聞く」に加えて、「話す」「書く」という要素も大学によっては必要になりました。

「書く」能力を試すのが英作文です。

しかし、どの教材で勉強すればよいかわからない…と困っていませんか?

特に

・英語が苦手

・イチから英作文を勉強したい

と思っている人に、おすすめの教材を紹介します。

目次

おすすめの人

英語が苦手な人ほど使ってほしい教材です。

しかし、すべての人に、いつでもお勧めする教材ではありません。

まずは以下のチェック表を見て、すべてにチェックがつくかを確認してください。

□英文法は一通り勉強した。

□英文解釈も基本的な問題集は勉強した。

□希望大学では英作文が出題される。or英語4技能入試をつかう

□イチから英作文を勉強したい

私立大学でも英作文が出題される大学はあります。

だから英文を「書ける」ことは、合格するのに必要な能力です。

しかし勉強には優先度があります。

書くことよりも優先するべき能力は、「正確に読める力」です。

理由は2点あります。

ひとつめは出題割合の点から見ると、「書く」問題に比べて「読む」問題のほうが配点の高い大学が多いです。

だから「書ける」よりも「読める」受験生のほうが合格点に近づけます。

次に読む能力と書く能力は表裏一体で、書けるようになるには読めるようになることが必要です。

読むことによって、さまざまな英文に触れることができます。

読むことで知った言葉や表現が、自分で書くときの語彙や表現につながります。

一般的に子どもの文章が、大人の文章に比べて稚拙なのは、読んできた文章の量が大人に比べて少ないからです。

もし英文法と英文解釈の勉強が不十分なら、まずはその2つを勉強しましょう。

どれだけ英作文の知識を勉強しても、英文の知識がないと表現はできません。

ここから先は、英文法、英文解釈の問題集を少なくとも1冊は勉強してから読んでください。

解決法・解決できる理由

英語が苦手な受験生のために、イチから英作文の勉強ができる参考書が「大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編」(大矢復著 桐原書店)です。

これを使って勉強すれば、イチから英作文のつくり方を学べて、英作文に必要なエッセンスが身につきます。

解決できる理由1:中学レベルの知識から復習できるから、英語が苦手な受験生でも安心して始められる

全部で66レッスンが収録されていて、疑問文や否定文のつくり方のような中学生で勉強する内容から始まります。

後半のレッスンになっても、前提となる知識のハードルは比較的低いので、英文法を一通り勉強した受験生なら理解できるレベルです。

もしこの参考書の解説の中にわからないことが多くあるなら、もう一度英文法の勉強をした方がよいでしょう。

解決できる理由2:文法を中心に論理的に解説しているから、汎用性のある知識が身につく

参考書によっては、覚えた知識を使う場面が限定的すぎて、知識の使いどころがわからない参考書もあります。

しかし英作文ハイパートレーニングは、全ステップが文法を軸にした解説なので、英語を体系的に勉強することができます。

結果として英作文だけではなく、英文法や英文解釈にも利用できる知識を身につけることができます。

解決できる理由3:参考書だけど、アウトプットを多くできるから、わかった気で終わらない

一般的に、どの参考書や問題集でも解説を読めば、多くの内容を理解できると思います。

しかし理解した内容を使える知識にしていない受験生は、たくさんいます。

良い参考書であるほど、解説は非常にわかりやすく、読みやすいので理解したつもりになりがちです。

英作文ハイパートレーニングは、一般的な参考書とちがって、受験生がわかった気で終わらない構成になっています。

各ページに最低でも例題2問があります。

さらに例題に加えて、6~7つのレッスンごとに8題の復習問題が用意されています。

全部の問題を合計すると200問以上の英作文の実践練習ができます。

参考書というよりも丁寧な解説がついている問題集といっても過言ではありません。

解説を読むだけではなく、自分でも手を動かすことで、学んだことを定着させることができます。

この参考書1冊で英作文をマスターすることはできません。

しかし英作文の基本的な考え方や英文法の知識や理解がより深まる参考書です。

本の構成と勉強法

本の構成

3つステップに分かれていて、各ステップに約20個のレッスンが入っています。

6~8レッスンごとに8題の復習問題があります。

66個のレッスンと9個の復習問題を終えた後の「入試問題にTry!」では、今までの総復習ができます。

勉強した内容が複合的に盛り込まれているので、勉強した内容が完全に定着しているかを試すことができます。

各レッスンの勉強法

1.ページの最初にある例題を自力で書く

使用する単語は、難しくありません。難しめの単語や表現はヒントもついています。

だから知らない単語がある可能性は低いです。

もし書けない単語があっても、書ける範囲で自分なりに書いてみましょう。

2.解説をよむ

各レッスンで必要な知識が、わかりやすく書かれています。

しっかり読みましょう。

3.解答を見て、答え合わせをする

正解か不正解かよりも、正解するためのプロセスや必要な知識が、自分の書いた英文に盛り込まれているかを重視しましょう。

4.間違い直し

例題の英文をもう一度書きます。

注意点としては、解答を思い出しながら書くのではなく、解説の内容を頭の中で振り返りながら書きましょう。

復習問題の勉強法

1.解答を見ないで、自分なりに書く

各復習問題には8問あります。

まずは勉強した内容を思い出しながら書いてみましょう。

2.丸つけ、解答解説を読む

正解したけど、解答の根拠を自分で言語化できていないときや、似た英文を見たことがあるという記憶だけで正解しても勉強した意味がありません。

自分の解答根拠と解説に掲載されている根拠が、一致しているかを重視しましょう。

3.間違えた問題は、該当する知識が書いてあるレッスンに戻り再度復習

「わかる」を「できる」に変えるための大事な工程です。

一度解いた問題をもう一度解くことや、同じ内容の解説を読み直すのは面倒くさいです。

しかし、これは知識を正確に定着させるために必要な工程です。

理解して、できるようになる自分をイメージして、手を抜かず丁寧に読み直しましょう。

4.復習問題で間違えた問題を解き直し

レッスンで復習した内容が定着できているかを復習問題で再度確認しましょう。

大切なのは思考のプロセスと前提知識を覚えているかです。

問題を通じて自分で言語化できるかをチェックしながら解き直しましょう。

5.全部正解したらクリアです。次のステップに進みましょう!

入試問題にTry!の勉強方法

文法的には勉強した知識で解けます。

しかし形容詞など語彙力の問題で、書き方をわからない人もいると思います。

自分の実力に応じて、勉強方法を変えてください。

8割程度を自力で書けるなら

全部書く→添削→定着していないレッスンを復習→直し

7割程度を自力で書けるなら

一問ずつ書く→添削→定着していないレッスンを復習→直し

5割前後しか自力で書けない

もう一度、最初のレッスンからやり直しましょう。

その際に、巻末の語法文例65やテーマ別文例90の単語や表現方法を暗記しながら読めば、より効果的に復習ができます。

一通り学習したら

参考書学習は、一度解いただけだと知識が定着しません。

苦手な単元や間違えた問題は、必ず3周はしましょう。

全部の問題で解答プロセスを説明しながら解けるようになれば、標準的な英作文の力はついています。

同じレベルの問題集で知識をより定着させても、ワンランク難易度が高いテキストを使ってもいいと思います。

目指すレベルや時期に応じて、次の問題集に進みましょう。

まとめ

「英作文の勉強をしなければいけない!」

だけど、

・英語が苦手

・イチから英作文を勉強したい

・どの教材で勉強すればよいかわからない

という悩みを解決する教材が「大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編」(大矢復著 桐原書店)です。

この参考書を使用する前の注意点として

・英文法と英文解釈の基本的な問題集を勉強した。

・希望大学で英作文が出題されるor英語4技能入試をつかう。

この2つの条件を満たした後で、「大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編」を勉強しましょう。

「大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編」(大矢復著 桐原書店)のメリットは

・中学レベルの知識から復習できるから、英語が苦手な受験生でも安心して始められる。

・文法を中心に論理的に解説しているから、汎用性のある知識が身につく。

・参考書の体裁を取りつつ多くのアウトプットができるから、わかった気で終わらない。

この参考書を使って英作文の練習をすることで、英作文の基本的な考え方や英文法の知識や理解を、より深めることができます。

本の使い方は

□レッスンの勉強法

・ページの最初にある例題を自力で書く

・解説をよむ

・解答を見て答え合わせをする

・間違い直し

□復習問題の勉強法

・解答を見ないで、自分なりに書く

・丸つけ、解答解説を読む

・間違えた問題は、該当する知識が書いてあるレッスンに戻り再度復習

・復習問題で間違えた問題を解き直し

・全部正解したらクリアです。次のステップに進みましょう!

□入試問題にTry!の勉強方法

・8割がた自力で書ける

全部書く→添削→定着していないレッスンを復習→直し

・7割程度は自力で書ける

一問ずつ書く→添削→定着していないレッスンを復習→直し

・5割前後しか自力で書けない

もう一度、最初のレッスンからやり直しましょう。

その際に、巻末の語法文例65やテーマ別文例90の単語や表現方法を暗記しながら読めばより効果的に復習ができます。

苦手な単元や間違えた問題は必ず3周はしましょう。

全問題の解答プロセスを説明しながら解けるようになれば、標準的な英作文の力はついています。

同じレベルの問題集をつかって知識をより定着させても、難易度が一段階高いテキストを使ってもいいと思います。

目指すレベルや時期に応じて、次の問題集に進んでください。

教材の使い方がわかっても

1.他の科目も勉強したいけど、予備校は費用が高くて必要な科目が受講できない
2.合格に必要な勉強の内容や量が正しいのか不安
3.参考書を読むだけだと理解できない
4.勉強している内容が、定着しているか不安
5.頑張りたい気持ちはあるけど、行動が続かない
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