【松江第一中学校】中2国語の定期テスト対策【2026年度版】|江戸川区の塾が傾向と勉強法を解説

目次

「国語はどこから手をつければいいか分からない」まま範囲表を眺めていませんか

英語や数学と違って、国語は「この単元を覚えれば点が取れる」という的が絞りにくい教科です。範囲表を見ても教科書の本文がずらりと並ぶだけで、どこから手をつければいいか分からないまま試験当日を迎えてしまう生徒さんも少なくありません。松江第一中学校(松江一中)の中2国語は、実は回ごとに出やすいジャンルがはっきり分かれている学校で、そこを知っているかどうかで対策の効率が大きく変わります。

東都ゼミナールは一之江に教室を構え、船堀・松江・二之江エリアから通う生徒さんも多い塾です。松江第一中学校の定期テストの過去問を実際に読み比べ、回ごとにどう対策すればよいかを整理しました。

松江一中 中2国語の通年の傾向

複数年度にわたって松江第一中学校の定期テストを読み比べ、回ごとの出題のしかたを整理しました。

  1. 学年末(2月)は太宰治「走れメロス」がほぼ毎年出題される定番教材です。 あらすじの確認ではなく、語り手の視点や心情の変化を問う設問が中心になります。
  2. 短歌は1学期にはほとんど出ず、2学期(9月・11月)の回に集中します。 逆に言えば、1学期のうちから短歌の技法を先取りしておくと、2学期の対策が楽になります。
  3. 徒然草・方丈記のような随筆系の古文が、学期をまたいで繰り返し使われています。 現代語訳・古語の意味・要旨の空欄補充という出題のされ方も共通しているため、一度解き方を覚えると次に応用できます。
  4. 小説は「死・別れ・喪失」を扱う重いテーマの作品が選ばれやすく、あらすじ理解ではなく人物の心情の変化を字数指定で説明させる設問が主役になっています。
  5. 論語などの漢文も複数の年度・複数の回で使われており、書き下し文・返り点のルールは一度覚えておくと年をまたいで役立ちます。

テスト回ごとの出る内容・解き方・出題例

第1回定期考査(6月)

この回で出やすい単元

随筆系の古文(徒然草など)、家族や身近な人との関わりを描いた小説、自然科学の観察・調査をテーマにした説明文、漢字・語句

要点と覚え方・解き方のコツ

随筆系の古文は、まず「誰が」「何をした」の主語を補いながら読む練習をします。古語には現代語と意味がずれる単語(例:「うつくし」=かわいらしい)が必ず出てくるので、本文中に出てきた古語とその意味をセットでノートに書き出しておくと、現代語訳の設問で迷いません。

小説は、場面が変わるたびに人物の心情がどう変化したかを一言でメモしながら読む習慣をつけます。「はじめは〜だった気持ちが、〜という出来事をきっかけに、〜に変わった」という型で整理すると、心情の変化を字数指定で説明する設問にそのまま使えます。

説明文は、観察や調査の「データ(事実)」と「そこから筆者が言いたいこと(主張)」を分けて読みます。データだけを根拠に書かれた部分と、筆者の考えが書かれた部分を線を引いて区別する練習が効果的です。

こんな問題が出ます

問1 次の古文の傍線部「うつくし」の意味として最も適切なものを選びなさい。
ア 美しい イ かわいらしい ウ 立派だ

【答】イ

解くポイント:古語の「うつくし」は現代語の「美しい」ではなく「かわいらしい・愛らしい」という意味で使われることが多い頻出語です。

問2 本文中で、主人公の気持ちが変化したきっかけとなった出来事を三十字以内で説明しなさい。

【答】(本文中の具体的な出来事の記述に即して、きっかけとなった場面を要約する)

解くポイント:心情の変化は「きっかけ→変化後の心情」の順で本文に書かれていることが多いので、変化の直前の場面を探すと根拠が見つかります。

問3 本文の説明文で、筆者が観察結果から導いた結論を一文で抜き出しなさい。

【答】(本文中で「〜だとわかる」「〜と考えられる」のように筆者の判断が示されている一文)

解くポイント:観察・調査の説明文では、事実の記述と筆者の考えの記述が文末表現(「〜した」と「〜と考えられる」など)で見分けられます。

この回の対策の優先順位

古文は本文中の古語とその意味をセットで書き出す→小説は場面ごとの心情変化を一言でメモする練習をする→説明文は事実の記述と筆者の考えの記述を線を引いて区別する。

第2回定期考査(9月)

この回で出やすい単元

短歌(技法・鑑賞)、死や別れなど重いテーマを扱う小説、体験をつづった随筆

要点と覚え方・解き方のコツ

短歌は、まず技法(枕詞・掛詞・体言止め・倒置法・擬人法など)を、実際に出てきた歌の中でどこに使われているかとセットで覚えます。技法名だけを暗記しても、どの部分に使われているかを本文中から指摘する設問には対応できないため、「この歌のこの言葉が体言止め」というように具体例で覚えることが重要です。

句切れ(何句目で意味が切れるか)は、意味の切れ目に「。」を補いながら音読すると見つけやすくなります。

重いテーマの小説では、登場人物の「表面的な言動」と「本当の気持ち」がずれていることが多く、そのずれを埋める設問がよく出ます。せりふや行動の裏にある気持ちを、直前直後の描写から読み取る練習をしておきましょう。

こんな問題が出ます

問1 次の短歌に使われている表現技法を答えなさい。「たとえば歌の最後の語句を体言(名詞)で止めているもの」

【答】体言止め

解くポイント:体言止めは、文の終わりを名詞で止めることで余韻を残す技法です。歌の最後の語に注目します。

問2 この短歌の句切れを答えなさい。

【答】(当該歌の意味の切れ目に対応する句切れ)

解くポイント:意味の切れ目に「。」を補いながら音読すると、どこで文が切れているかがつかみやすくなります。

問3 登場人物の言葉と実際の心情にずれがある場面について、本当の気持ちを二十五字以内で説明しなさい。

【答】(本文中の行動・表情の描写から読み取れる、言葉とは裏腹な本心)

解くポイント:せりふだけでなく、直前直後の行動や表情の描写に本心を表す手がかりが隠れています。

この回の対策の優先順位

短歌の技法は実際の歌の中の具体的な言葉とセットで覚える→句切れは音読しながら意味の切れ目を確認する→小説は言葉と行動のずれに注目して本心を読み取る練習をする。

第3回定期考査(11月)

この回で出やすい単元

随筆系の古文(方丈記など)、短歌、論語などの漢文、対比構造を使った論説文

要点と覚え方・解き方のコツ

漢文は、まず返り点(レ点・一二点)のルールを、実際に出てきた一文で読む順番を数字で振りながら確認します。書き下し文にする問題は、送り仮名をひらがなに直す・助詞や助動詞を補うという2つの作業を分けて考えると整理しやすくなります。

論説文は「二つの立場・二つの説」を対比させる構造の文章が多く出ます。それぞれの立場の根拠を表にして並べる、あるいは対応する段落どうしを線で結びながら読むと、どちらの立場の説明かを取り違えにくくなります。

こんな問題が出ます

問1 次の書き下し文になるように、返り点をふりなさい。「己所不欲勿施於人」→「己の欲せざる所は、人に施すことなかれ」

【答】己所レ不レ欲、勿二施於人一(該当箇所にレ点・一二点を付す)

解くポイント:返り点は、下から上に読み返す箇所にレ点、二字以上を飛び越えて読み返す箇所に一・二点を使います。

問2 本文中で対比されている二つの説について、それぞれの根拠を本文から抜き出しなさい。

【答】(本文中でA説・B説それぞれの根拠として示されている記述)

解くポイント:対比構造の論説文は、根拠が書かれている段落がそれぞれ独立していることが多いので、段落ごとに「どちらの説の話か」を先に振り分けてから根拠を探します。

問3 この随筆で、筆者が「〜であるべきだ」と述べている一文を本文中から抜き出しなさい。

【答】(本文中で筆者の主張として示されている一文)

解くポイント:随筆系の古文では、体験や見聞のあとに筆者の考え(教訓)が続く構成が多く、「〜べし」「〜べきなり」のような表現に主張が表れます。

この回の対策の優先順位

漢文は返り点のルールを実際の一文で読む順番を振りながら確認する→論説文は対比されている二つの立場の根拠を表にして整理する→古文は体験の記述と筆者の考えの記述を分けて読む。

第4回定期考査(2月)

この回で出やすい単元

太宰治「走れメロス」、自然科学や知性をテーマにした論説文、短歌・詩

要点と覚え方・解き方のコツ

「走れメロス」は、あらすじを覚えるだけでは得点につながりません。よく問われるのは、語り手が「メロス」に寄り添って語っている部分と、やや距離を置いて描写している部分の違い、そしてメロスの心情が「怒り→焦り→諦め→再び立ち上がる決意」とどう変化していくかです。場面ごとにメロスの心情を一言でメモしながら読み、変化のきっかけになった出来事とセットで覚えておくと、心情変化を問う設問に対応しやすくなります。

論説文は、具体例が複数示されている場合、それぞれの具体例が「筆者の主張のどの部分を裏づけているか」を対応させながら読みます。抽象的な結論の前後に置かれた具体例は、結論を導くための根拠として使われていることがほとんどです。

こんな問題が出ます

問1 メロスの心情が「怒り」から「焦り」に変わったきっかけとなる場面を、本文中の言葉を用いて二十字以内で説明しなさい。

【答】(本文中で示されている、時間の経過や困難など焦りのきっかけとなる出来事)

解くポイント:メロスの心情の変化は、天候や川の増水といった具体的な出来事の直後に描かれることが多いので、心情語の直前の一文に注目します。

問2 この作品の語り手について、最も適切なものを選びなさい。ア メロス自身の一人称 イ メロスの心情に寄り添いながら描く三人称 ウ 完全に客観的な三人称

【答】イ

解くポイント:「走れメロス」はメロスの視点に立ちながらも三人称で語られており、メロスの心の中の言葉がそのまま地の文に現れる点が特徴です。

問3 本文中の具体例が、筆者のどのような主張を裏づけるために使われているかを三十字以内で説明しなさい。

【答】(本文の結論部分に示されている筆者の主張と、具体例のつながり)

解くポイント:具体例の直前・直後にある「このように」「つまり」などの言葉に注目すると、具体例と主張の対応関係が見つけやすくなります。

この回の対策の優先順位

「走れメロス」は場面ごとの心情変化を出来事とセットでメモする→語り手が誰の立場に寄り添っているかを意識して読み直す→論説文は具体例と主張の対応関係を線で結びながら整理する。

つまずきやすいポイント・よくある失点

  • 記述問題で本文の言葉をそのまま書き写してしまい、指定字数に収まらない・自分の言葉でのまとめになっていない
  • 古文単語を現代語の感覚のまま読んでしまい、意味がずれる語(「うつくし」など)を誤答する
  • 用言の活用の種類・活用形、助詞と助動詞の識別を、形だけで判断して間違える
  • 論説文で対比されている二つの立場・二つの説を取り違え、根拠を逆に書いてしまう
  • 短歌の技法を名称だけ覚えていて、実際の歌のどこに使われているかを指摘できない

今日からできる対策・勉強法

  1. 短歌の技法は具体例とセットでノートにまとめる:技法名だけでなく、実際に使われている歌の一節と一緒に書き出しておくと、指摘問題に強くなります。
  2. 記述問題は「本文の言葉を使いつつ自分の言葉で言い換える」練習をする:書いたあとに指定字数を数え、抜き出しだけになっていないか確認する習慣をつけましょう。
  3. 古文単語は出てきたその場でノートに書き出す:現代語と意味がずれる語を後回しにせず、その都度メモしておくと、テスト直前にまとめて見返せます。

やり方が分かっても、つまずくのはここから

  • 優先順位がつけられない:範囲表に載っている単元はどれも同じ重さに見えますが、実際には「走れメロス」や短歌のように回によって出やすいジャンルが決まっています。これは過去問を通しで見比べていないと判断しづらい部分です。
  • 「わかったつもり」を自分では検知できない:心情変化の説明は、解説を読んで納得しても、いざ自分の言葉で書こうとすると本文の抜き出しになってしまうことがよくあります。書いたものを他者に見てもらわないと気づきにくい部分です。
  • 記述の自己採点ができない:字数指定のある記述問題は、模範解答とどこが違うのかを自分だけで判断するのが難しく、部分点がもらえる書き方かどうかも自分では確認しづらいところです。

当塾では、こうした記述問題を実際に添削し、本文の抜き出しになっている部分と自分の言葉で言い換えられている部分を分けてフィードバックしています。

保護者の方へ

国語のワークで同じ設問に何度も手が止まっていたり、記述問題の欄だけ空白のまま提出していたりする様子は、要約や心情説明でつまずいているサインかもしれません。

古文単語や漢文の読み方を保護者様が細かく教える必要はありません。「今回のテスト範囲、覚える古語や漢字はどれくらいあった?」「書く問題、どこまで自分の言葉で書けた?」といった、状況を聞く声かけだけでも、お子様が自分の理解を確認するきっかけになります。

江戸川区で長年、地元の中学生を指導してきた立場から言うと、国語で伸び悩む生徒さんの多くは「読めているのに書けない」状態であることがほとんどです。実際に通う松江第一中学校の生徒さんやご家庭の声は実際に通う中学生とご家庭の声でご覧いただけます。

まとめ

松江第一中学校の中2国語は、回によって出やすいジャンルがはっきり分かれている学校です。学年末の「走れメロス」、2学期の短歌、随筆系の古文といった軸を押さえたうえで、記述問題を「自分の言葉で書く」練習を積み重ねることが得点への近道です。

お子様に合った対策の進め方を相談したい場合は、船堀・一之江エリアで定期テスト対策に力を入れている塾の無料学習相談も受け付けています。

よくある質問(FAQ)

Q. 松江第一中学校の中2国語の定期テスト対策はいつから始めればいいですか?
A. 古文単語や漢字は積み重ねが必要なので、テスト範囲の発表を待たず、日頃から少しずつ触れておくほうが安心です。特に学年末の「走れメロス」は範囲が発表される前に一度通読しておくと、授業の理解が深まります。

Q. 国語が苦手でも今から間に合いますか?
A. 国語は感覚で解く教科だと思われがちですが、この学校では短歌の技法や古文単語、漢文の読み方など、覚えれば得点につながる知識分野も多く出題されます。まずはそうした知識分野から手をつけるのがおすすめです。

Q. 松江第一中学校の国語の平均点はどれくらいですか?
A. 学校が公表する平均点については、当塾では把握しておりません。過去問の傾向から「出やすいジャンル」はお伝えできます。

Q. 体験授業だけ受けて、入塾しなくても大丈夫ですか?
A. 2週間の無料体験授業をご用意しており、実際に受けてみて入塾が難しいと判断された場合はお電話1本でお断りいただけます。入塾を決めていない段階での学習相談だけでも受け付けています。

Q. 松江第一中学校に通っていますが、傾向を把握していますか?
A. はい。複数年度にわたって松江第一中学校の定期テストを読み比べ、回ごとにどのジャンルが中心になるかを分析しています。

【松江第一中学校の中2国語でお悩みの保護者様へ】

「読解はできているはずなのに、記述問題になると急に点数が伸びない…」 「国語はセンスだと言われて、家でどう教えればいいか分からない…」

当塾では、記述問題の添削と、回ごとに出やすいジャンルに沿った確認テストで対応しています。

東都ゼミナールでは、通常授業と演習日を含む2週間の無料体験授業をご用意しています。実際に受けてみて入塾が難しいと判断された場合は、お電話1本でお断りいただいてかまいません。無理な勧誘は一切いたしません。

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